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【疑問】UQ WiMAX 2.5GHzへの単独割り当ては公正だったのかを独自に考察する

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この記事の所要時間: 718
公開日:2013年07月28日

UQ WiMAX 2.5GHz周波数の追加割当てが、審議前に日経新聞に取り上げられ、翌日予定どおり(?)割り当てが決まった事に、各メディアの注目が集まっている。
なぜ、UQ WiMAXに割り当てが予定通り決まったのか、しかも20メガヘルツ全部を単独でUQ WiMAXに決めたのか? 疑問点は残る。
周波数を管理する電波管理審議会は、本当に公正・公明に審議をおこなったのか??


26日おこなわれた電波管理審議会で、2.5GHz周波数の20メガヘルツ分がUQ WiMAXへ単独割り当てが決定した。
前日ソフトバンクの孫代表が、「日経新聞のUQ WiMAX 2.5GHzへの割り当て決定」報道に、各メディア取材陣やTwitter上で、決定の事前阻止と思われる怒りの表明をしましたが願いは叶わなかった。

審議会は電波の割り当て審査を公正・公明におこなったのか?

一番の注目点はこの一点。では、なぜ電波管理審議会がこのような決定をおこなったのか、みてみましょう。

決定した理由

今回、いろいろとリサーチしましたが、UQ WiMAXに割り当てられた理由としては、あまり共感するところがありませんでしたが、この記事の参考として、あるニュースソースに載っていた電波管理審議会の述べた理由を抜粋しておきます。

総務省では、競願時の審査基準(第1基準)として平成29年度末における特定(申請周波数帯)基地局の予定人口カバー率比較を行った。この項目では、UQが96.3%、WCPが95.2%で両社の申請が同等との評価を受けた。

続く第2基準では、基準をA~Gまで設けて配点を行い、合計点数の高低により順位付けを行った。各基準で評価が同等の場合は配点なし、評価が相手を上回った事業者には配点1が割り振られた。基準Aでは、第1基準と同じく基地局の予定人口カバー率で、両社配点なし。

基準Bでは、屋内エリア化や高速化技術の導入、電波の効率的利用が可能となる技術の導入の具体的な計画が審査の争点となった。ここでは、UQが「屋内エリア化対応」や「新幹線トンネル内エリア化」、「ハンドオーバー時の品質向上技術」、「アクセス制御技術導入」などの点がWCPよりも優れていると判断され、UQへ配点1となった。

基準Cでは、電気通信設備の安全・信頼性を確保するための対策に関する具体的な計画がより充実していることが審査基準となった。ここでは、WCPが、「基地局に備え付ける自家発電機への燃料運搬用タンクローリーの配備(4箇所)」などを根拠として、優れているとの評価を受け、配点1を受けた。

基準Dでは、「多数の者に対する電気通信役務の提供」や「電気通信設備の接続」、「その他の多様な方法による基地局の利用促進」などの具体的な計画が審査基準となった。この基準では、どちらもMVNOに対する柔軟なサービス提供形態や、MVNO事業者に対する説明会などの実施計画が十分だとして配点なしとなった。

続く基準Eでは、指定済み周波数幅に対する契約数の割合が審査基準となり、30MHz幅で408万契約を抱え、1MHzあたり13.6万契約のUQが、1MHzあたり6.1万契約のWCPを上回り、配点1となった。

基準Fは、指定済みの周波数における人口カバー率が大きい事業者に対して配点されるが、平成29年度末予定でUQが96.3%、WCPが95.7%となり、両社95%超であることから両社の申請は同等と評価され、配点なしであった。

最後の基準Gでは、指定済み周波数帯における基準B(屋内エリア化や高速化技術の導入、電波の効率的利用が可能となる技術の導入の具体的な計画)の審査となり、Bと同じ理由でUQに配点1となった。

以上の結果、UQコミュニケーションズが配点3、WCPが配点1となり、UQに対して2,625MHz~2,645MHz、20MHz幅の基地局開設認定がくだされた。

(via Yahooニュース)

UQ WiMAXへの割り当ては公平なのか

ソフトバンクグループとして周波数帯の保有は、ドコモよりも多い

携帯各社にとって、保有周波数はいうまでもなくメーカーの命綱のひとつです。あらためて携帯各社の保有周波数をまとめてみた。

携帯各社の保有周波数は、以下のとおり。携帯各社の周波数別の帯域データである。
周波数帯域は大きいほど、利用ユーザーの収容人数が大きくなり通信速度もアップします。
  ドコモ KDDI ソフトバンク
700MHz帯 20 20 20
800MHz帯 30 30  
900MHz帯 0 0 30
1.5GHz帯 30 20 20
1.7GHz帯 40   30
2.1GHz帯 40 40 40
2.5GHz帯 0 30 30
2.5GHz帯(追加分)   20  
合計帯域幅 160 160 170

※1:KDDIの2.5GHz帯は、UQ WiMAX社所有
※2:ソフトバンクの700MHz,1.7GHz帯は、イーモバイル所有
※3:ソフトバンクの2.5GHz帯は、Willcom社所有
あらためて集計してみると、ソフトバンクグループとしてみた場合には、保有周波数の帯域合計は170メガヘルツとなり、ドコモをも抜いて一番保有しているのはびっくりですね。電波管理審議会では、こうした表面化にしていないデータももとに今回の割り当ては公平だ強調するのかもしれません。

図:携帯各社保有周波数
図:携帯各社保有周波数グラフ
画像を拡大表示する

実際に、今年1月にイーモバイルの親会社であるイーアクセスを完全子会社にした結果、イーアクセスの持っている1.7GHzとソフトバンク2.1GHz(LTE)と相互乗り入れを実施し、ダブルLTEと謳っている。
当然、今回もしWCP社(ソフトバンクの子会社)が2.5GHz 帯域10メガヘルツ(申請時)を取得すれば、トリブルLTEと宣伝することは目に見えています。
この点が総務省も黙って孫氏の話ばかり聞いてはいられないところであろう。

ユーザーとして考える場合、UQ WiWAXへの割り当ては是か非か

あくまでも私見ですが、ユーザーの利便性を考える場合は、通信ネットワークの品質の確保ができ、うまく競争原理がはたらいてローコストになるのが一番だと考えます。WCPに2.5GHzが渡った場合、ソフトバンクグループ内では競争原理が働きません。コストも下がりません。というのは、WCPがTD-LTEだからです。LTEは早いのだから高くて当たり前との観念があります。私はそう思いません。
電気とおなじく生活のインフラとなりつつある携帯料金は、今よりもっと値下げすべきです。
そういう意味では、UQ WiMAXに割り当てられた事には反対しません。ただし、WCPにももう少し配慮すべきではなかったのかというのが結論です。携帯会社の命である電波が割り当てられなかったことで年単位で長期間WCPの成長が止まったかもしれないという事です。

結局、電波管理審議会は密室審理だったのか

UQ WiMAXへの2.5GHzの割り当てに100%反対はしないものの、事前に報じられたとおり審議前の出来レースであったことは、公正・公明であったとは決していえない。やはり一個人あるいは決定事項の指導があったと言われたとしてもしかたない。そして、ソフトバンクにUQ WiMAXと今回割り当てられる20メガヘルツを「10メガヘルツずつ申請するよう」にサジェスチョンを与えたこと。事前に決定事項が漏れた今回のようなケースでは、WCPにも何らかの配慮をした決定がなされるべきではなかったかと思う。これでは、孫氏も黙って引き下がれないだろう。

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公開日:2013/07/28 カテゴリ:最新通信事情
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