とても興味深い仮説が出てきたので、ぜひ紹介したい。アップルでは現行のiPadより大きな液晶を搭載する次期12.9インチiPadを計画しているようですが、この次期iPadは将来的には「OSXも動くハイブリットモデ」ルになるかもしれないということです。

あくまでも仮説ですが、今年10月にも登場するとされる大型液晶を搭載する次期12.9インチは、将来的にはOSXも動くようになるハイブリットモデルになるかも知れません。iPhone用のiOSとMac用のOSXは、機能的にもだんだん似通ってきています。まんざら可能性のない話でもないかも知れません。もともとiOSはOSXをベースに作成されておりOS自体を共通にするのは難しくはなさそうです。ただハード的な問題とUI(ユーザーインタフェース)をどうするかが問題になってきます。
ハイブリッドモデルの問題
ハード的な問題点
ハードといってもiOSはARM系のCPUでOSXはインテルのハイパワーCPUが使われています。たぶんハイブリットにするにはiPadのCPUはインテルのプロセッサーを搭載しなければならないでしょう。ハード的にはもうひとつ問題があります。それはメモリーです。iPadはその大きさからメモリーを大量に積むことはできませんが、すぐというわけではありませんがいずれこの問題も解決されるでしょう。
ユーザーインターフェースの問題点
iPadは、iphoneと同じマルチタッチスクリーンをベースとしていますが、OSXはマウスを使って操作します。これをどのように解決するかは明快な答えをもつことができませんが、人間が注視しているポイントや脳波を利用することで解決できるのかもしれません。
大画面iPadなら可能性はゼロではない
12.9インチを搭載する次期iPadなら可能性はゼロではないでしょう。12.9インチであればMacBook Air並の大きさですし液晶の大きさ的には十分です。もしiPadでOSXが動けば自宅のMacと同じアプリが動き、MacとiPadがこれまで以上にシームレスに連携できグーンと作業環境が改善されます。モバイル環境のアプリも劇的に変化するかもしれません。実際にハイブリットになるかはわかりませんが、ひとつの可能性として興味深いですね。
※iPadハイブリッドモデルは、9TOMac(英文)に掲載されています。
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