
アップルは次期iPhone6の販売価格を100ドル(約10,189円)値上げするよう携帯電話会社と交渉を始めたとの情報を明らかにしました。 また同氏は、「現在のスマートフォン市場にはスマートフォンがあふれ返っているにも関わらず、個々の端末の差別化は非常に難しい状況です。この現状を見ると端末の値上げは無謀なことのように思われますが、ほとんどのスマートフォンが差別化に苦しんでいる中で、Android端末とは明らかに異なる『iPhone』を値上げする、というアイデアは実現可能と分析。 もし、アップルがiPhoneの値上げを考えているとすれば今しかないのかもしれません。次期iphoneは大画面化による大型化でコストアップは免れないところ。ある程度ユーザも納得するのではないでしょうか? 当初、携帯キャリアはこの値上げを拒否していたそうですが、iPhoneという大看板商品の前に容認せざるを得ない状況のようです。新型iPhoneの主なマーケットは日本と中国だと考えてもいいでしょう。ヨーロッパではAndroidのシェアが8割以上を占め、アメリカ本国では前年1%減。日本だけが前年比11%増(2014年2月決算時発表)、昨年最大キャリア中国移動がiphoneを扱い始め、その契約数は7億6000万。 値上げをしてもこの両国でどれだけ売れるのか肝になると思います。iPhoneの値上げは、iPadにもかならず波及することになるでしょう。4月からの消費税のアップで日本ではアップルのシェアががた落ちになりそうな気もするのですが… もしこの値上げが実施されれば、最終ユーザ価格(予測)は、
キャリア | 現行価格 iPhone5s 16G | 値上げ後 | 値上げ後 機種代金月額 |
ソフトバンク | 70,080円 | 105,120円 | 4,380円 |
au | 70,200円 | 105,300円 | 4,387円 |
ドコモ | 72,576円 | 108,864円 | 4,536円 |
(via MacRumors)
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