iPhone節約レシピ&ライフスタイルマガジン

iOS11のドックとマルチタスクの使い方

投稿日:2017年10月10日 更新日:

iOS11になってiPadのマルチタスクがかなり使いやすくなりました。Macと同様にドックが装備されたり、Windowsパソコンでは当たり前のドラック&ドロップができます。

驚異的な飛躍をiPadに(公式ページより)

驚異的な飛躍をiPadに(公式ページより)

今年iPhone8とともに登場したiOS11は、これまでと多少趣きがかわり、本当はiPadのテコ入れをするためではないかというくらいに、iPadのためのアップデートがすばらしく感じます。iPadはiPhoneに比べるとサイズも大きく据え置き型で家や職場などでじっくりと見るためのデバイスです。当然いろんなページを同時に開いてたくさんの事をします。やはりこういう時に便利なのはマルチタスクです。iOSではiOS11になる以前から、アプリをバックグランドで同時に動かしたり、画面上に複数のアプリを同時にひょうじさせるためSlideOverやSplit View機能を実現したり、Youtube等の動画画面を液晶の4角に小さく表示できるピクチャーインピクチャー機能を装備していました。しかし、MacやMacBookに比べるとマルチタスクの使い勝手は非常に悪く”一応付いています”みたいなおまけにしか思えないプアな代物でした。しかしこのプアなマルチタスク機能がiOS11で格段に進歩して登場しました。今回はそのiOS11で新規に採用された「ドックとマルチタスクに使い方について」取り上げてみます。

新しいDock。一つ上の便利さを、一番下に!

上のタイトルどこかで見たようなタイトルですね。それはアップルのiOS11公式ページからそのまま引用したからです。ドックはもともとMacにしか付いていませんでした。このドックがiPadにも表示されるようになったのは、確実にマルチタスクの使いやすさを向上させます。マルチタスクの基本操作はすべてこのドックを起点にして行われるからです。

ドックは、以下の画面のような画面下の方にある灰色のバー状のものです。はじめはもしかすると単に灰色だけになっているかもしれません。それは配置したいアプリを自分で登録しなけれならないからです。ここには、登録したアプリが最大で12個、最近使用したアプリが3個(表示するかどうかは設定でオン/オフできる)で計15個のアプリを並ばせておくことができます。

 

iOS11で採用したドッグ

ドックにアプリを登録するにはいつものやり方と同じです。ホーム画面上にあるアプリにアイコンを長めタッチし続けるとアイコンのゆらゆらと震えるような表示に切り替わります。そうです、これはアプリのアイコンに位置を変える場合と同様の画面で、登録したアプリをドラックしてドック上で離せば登録することができます。

ドッグの構造

ドックのアプリを登録する様子を動画で撮りました。

ドッグに関するあらたな設定は2つ。

ドックにアプリを登録することはできたでしょうか? ドックを使い始める前に設定アプリを起動して一般マルチタスクとDockと進み、以下の2つの設定の確認をしておきます。

  • 複数のAppを許可をオン(緑色)
  • おすすめApp/最近使用したAppを表示をオン(緑色)

画面イメージで見ると以下の通りです。

ドック使用前の2つの設定状態画面

ドック使用前の2つの設定状態画面

 

この2つ以外の設定(オーバーレイでのビデオの継続再生・ジェスチャー)の設定も画面のとおり、両方ともオンにしておいた方が使いやすいでしょう。

ドックに登録しておいた方がいいアプリ

ドックにはどんなアプリを登録しておいた方がいいでしょう? iPadにドックが採用されて一番使う機会が多いシーンは、多分Split ViewやSlideOver等の画面上に複数アプリを起動する場合ではないでしょうか? 今起動しているアプリ上でドックを表示しドックに登録したアプリアイコンを画面上にドロップするというのがこれらの起動の仕方になります。ベースとなるアプリはさておきもう一方のアプリがドック上に登録しておかないとSplit ViewやSlideOverとして起動できません。私の場合

  • Safari
  • 写真
  • メール
  • メモ
  • ファイル

をドッグに登録しておくことにしました。またこれらのアプリは後ほど説明しますが、ドラック&ドロップで写真やテキスト、URL等のデータを一発でコピーできるので大変便利です。

iOS12で便利になったマルチタスクの使い方

マルチタスクで最も効果があるのは、画面上に複数のアプリを表示しながら切り替えて使ったりこれらのアプリ間でデータを再利用することにあります。画面上の複数のアプリを表示する方法としては、

Slide OverとSplit Viewと動画のピクチャインピクチャの3つの機能です。この使い方というか起動の仕方を順番に説明します。

Slide Over(スライドオーバー)

Slide Overとは、下記のように新たに起動するアプリはもともとのアプリの一部分として表示されます。内包されたような感じになります。SlideOverの表示のさせ方としては、①最初に画面最下方部分を指で上方向にドックを引き出すようにドラッグする。そして②番目は、SlideOverさせたいアプリのアイコンを画面中央にタッチしたままドラッグ。ドラッグしたアプリがもともとのアプリに浮いたような状態で仮表示されるので、指を離してください。すると下図の③のようにSlideOver表示することができます。

SlideOver

SlideOver

SlideOver表示は、上部にあるバーをタッチして移動させることで現在右端にある表示を左に移動したり、さらに右側に隠れるまで移動させることで非表示にすることもできます。またこのバーを上下に移動することでSlideOver表示から次のSplitView表示に移行させることもできます。

 

SlideOver位置変更のコツ

SlideOverしたアプリの上部にあるバーを左右に移動させるとそれに伴ってアプリの表示位置を変えられますが、なかなか移動するのが難しいようです。上部のバーのところを左右にドラックするとできるようですが、ドラックよりもフリック(左右に指ではねる感じ?)した方がうまくいきそうな気がします。どちらにしろあまり操作性は良くないです。

 

※iOS10までは、画面の右端をドラッグすることで直接起動できるアプリ一覧を引き出しSlideOver表示が可能でした。

SplitView(スプリットビュー)

SplitViewは、SlideOverとは別のもので画面を完全に2分割して同時に表示するやり方です。SlideOverとは微妙に表示方法が変わっているので注意してください。SplidViewは、もともと表示しているアプリとは完全に分かれて表示されています。SplitViewは、画面の境目の位置を変更し画面を等分割で表示したり、SplitViewの上部にあるバーを左右のドラッグすることで画面を右端にも左端にも移動できることができす。SplitViewを止める時は、右端は左端に完全に消えるまで移動します。さらにSplitViewのバーを下方向にドラックするとSlideOver表示に切り替える事もできます。

SplitView

SplitView

 

 

SlideOverとSplitViewの違い

SlideOverとSplitViewもiOS9で初めて実装されました。SlideOverは、一時的にアプリを表示し操作が終了すればもともとのアプリの戻る事を想定して作られた機能のようです。ですのでSlideOver表示時はどちらか一方のアプリしか使用できない仕様でした。一方SplitViewは、分割したどちらのアプリも同時に使用できるもので、iPad AirやiPad mini2等の処理の遅いデバイスでは利用不可という制限がつきました。iOS9当時はこのような使い分けのもとに開発されたようですが、iOS11の現在両者にあまり違いは見当たらず、強いてあげれば表示の違いのみでなぜ別々の機能として存続させているか意味不明な気がします。

動作環境:SlideOverは、iPad Air以降、iPad mini2以降で利用が可能で、SplitViewは、iPad Air2およびiPad mini4以降で利用が可能です。これらはiOS9で初めて採用されました。

スライドオーバーとスプリットビューを簡単に動画にまとめました。

ピクチャインピクチャ

マルチタスクの3つめの機能がこのピクチャインピクチャ。動画を画面の角に小さく表示する機能です。これはホーム画面でもアプリ画面でもどちらの画面でも表示でき、かつ必要に応じて画面の4角のどこにでも移動することが出来ます。

ピクチャインピクチャ表示

ピクチャインピクチャ表示

 

ピクチャインピクチャの注意事項

ピクチャインピクチャに対応するアプリは、サードパーティ製を除くとビデオアプリぐらいしか対応していない。Youtubeアプリさえ対応していない。対応したアプリで動画表示中にホームボタンを押すと上記のようなピクチャインピクチャの表示に変わります。対応していないアプリの場合は単に動画再生が中断され、ホーム画面に戻るだけになります。

※YoutubeをSafariで再生している場合は、PC表示に切り替えることでピクチャインピクチャに対応出来ます。

以上

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