「濃厚接触者確認アプリ」ってどんなアプリ?

今年、こんな事態が待っているとは思っていませんでしたね。夏には東京オリンピックで日本中が沸いていたはずなのに、新型コロナの世界的な流行で、オリンピックどころかリーマンショック以上の大不況の見通し。日本も4月7日に安倍晋三総理大臣が異常事態宣言を発令しようやく終息の兆しがみえた今も、今後の2次、3次爆発の懸念が払拭できない。もしかしたら今年の秋にもふたたび大流行となるかもしれない。

新型コロナウィルス感染の抜本的な対策

新型コロナの感染を防ぐには、基本的に人との接触を避けることしかありません。新型コロナがこれまでの感染症とちがうのは、無症状でも人に感染させるところです。知らないうちに写したり写されたりしてしまうことです。大概の病気は、発症者を完全隔離すれば人への感染は防ぐことが出来ますが、そのため、いささか消極的ですが外出せずに家で過ごすしかなく先の「異常事態宣言」になり、人との接触を8割削減ことを目標としました。政府の異常事態宣言は少し遅かったとの議論もあります。新型コロナの感染爆発は3月に既にピークを迎えており、有効であったかどうか疑問があるとの識者の意見もありますが、今後の検証を待つしかありません。

緊急事態宣言は「壮大な空振り」だった 新型コロナの感染はなぜ3月末にピークアウトしたのか | JBpress(Japan Business Press)
政府は5月14日、新型コロナウイルスについての緊急事態宣言を一部解除する方針を決めた。マスコミでは「4月7日の緊急事態宣言で感染が減った」といわれているが、これは誤りである。

もう一つの対策として、標題にもあげたとおりスマートフォンを利用した新型コロナ陽性者との接触情報を利用するという方法があります。

世界的にアプリが利用されている

今年2月、中国が強制的に感染者の位置情報と電話番号を取得し、濃厚接触者への通知や入店規制をするアプリが登場しました。次いで3月中旬以降シンガポールが「Trace Together」という濃厚接触者追跡アプリが利用されるようになりました。これらは独自に開発されたようですが、4月にはいりアップルとグーグルがiPhoneやAndroid機向けに「濃厚接触者者通知アプリAPI」を開発し、政府や世界の保険機構向けに提供するようになりました。今、このAPIは5大陸22カ国で利用され、アプリの開発が進行しています。日本も厚生労働省の新型コロナ感染症対策テックチームがこの濃厚接触者者通知アプリAPIを利用してアプリの開発が進められています。

いよいよ日本でも開始、接触「確認」アプリは本当に有効か?
新型コロナウイルスの第2波、第3波の到来が懸念される中、安倍晋三首相が感染者の早期発見やクラスター対策の一層強化の「鍵になる」と発表した、接触確認アプリ。世界で利用が始まっている接触追跡(コンタクトトレーシング)アプリの日本版だ。6月中旬に

日本の濃厚接触者確認アプリ

先に挙げた中国やシンガポールのアプリは、感染者の個人情報を収集しサーバーで一括管理する強制的なアプリですが、アップルとグーグルが提供するAPIは、スマートフォン内に接触情報を蓄積し、もし外部に情報提供する際は一切の個人情報とは結びつけない情報のみで濃厚接触者に通知のみをおこなうアプリです。また、感染陽性者と判断された場合は、本人が自ら同意のもとアプリにその情報を登録する方式です。

 

アプリの画面も公開

厚生労働省のホームページでは、このアプリの画面も公開されています(予定)。

アプリを利用する場合の同意画面

先ほどのように、日本でこのアプリを利用する場合は、本人の同意が必要となり、下記のように最初に利用規約に同意する必要があります。

 

陽性者との濃厚接触した場合の通知

万が一、感染者より陽性の登録があり、この感染者と濃厚接触した疑いがある場合は、下記の画面で通知されるます。

また、実際に通知を受けた場合は、その後の対処として帰国者・接触者外来への案内をいたします。

 

濃厚接触者の定義

濃厚接触者とは、1メートル以内に15分間以上接触した可能性のある場合に判定されます。

濃厚接触者確認アプリは6月中旬リリース

このアプリの日本でのリリースは6月中旬を予定しています。あくまでの任意ですし、効果のほどもどのくらいかわからないので、あまり積極的に導入する方はいないのではないかと思います。本当に役に立つには約6割ほどのシェアが必要と言われていますが、中国やシンガポールでも3割に届くかどうかというところのようです。はたして日本ではどうなるのか? アベノマスクみたいに全然役立たずで終わるかも知れません(もう要りません。近くの薬局で購入できています)。

以上

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