アップル、新iOS14とアップル独自Macを発表-WWDC20

本日早朝、毎年開かれているアップルのWWDC”世界開発者会議”がリアルな会場ではなく、インターネット配信を基本としたオンラインで開催されました。

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WWDC20

初のオンライン開催で録画済み動画を配信

今年はなんと言っても新型コロナウィルスのおかげで、会場での感染予防のために、アップルとしては初のオンライン開催となりました。一応、今朝おこなわれた基調講演の様子はこれまでと同じく現地時間6月22日10時より(日本時間では23日午前2時より)ライブ配信の形でおこなわれましたが、実際には既に録画済みの動画を配信したようです。

基調講演は既に終了していますが、アップルの公式サイトでは現在も配信されていますので、下記のリンクよりご覧いただけます。

Apple Events - WWDC20
Updates from WWDC20 — featuring iOS 14, iPadOS 14, watchOS 7, and the completely reimagined macOS Big Sur.

なんと!日本語字幕付きの公式動画

動画は1時間48分でかなり見応えのあるものですが、今年はなんと、「日本語字幕付き動画です」。時間はかかるもののやっぱり会場の雰囲気はこの動画でしか味わえません。

日本語字幕の選択が可能なwwdc

日本語字幕の選択が可能なwwdc

※上記の画面は、Windows10上のChromeブラウザーの場合です。iPhoneやiPadの場合、動画を再生中の場合画面右下あたりに字幕用のアイコンが表示されます。

今年発表になったもの

既にたくさんのサイトがWWDCの模様を配信していますが、今年発表になったものは以下のとおり

  • iOS14
  • iPadOS14
  • Mac OS「Big Sur」
  • tvOSやHomeKit
  • AirPods
  • アップル独自シリコン搭載の新型Mac発表

これらの製品の詳細は後述。

新iOSの対応機種

従来機種のお待ちの方も安心してください。すべての機種はiOS14やiPadOS14の対象機種です。現在iOS13やiPadOS13で稼働していればそのままアップデート可能です。

iOS14は、iPhone6S(旧iPhone SE含む)から最新機種が対応可能です。

iOS14対応機種

iPadOS14は、iPad Air2から最新機種まで対応可能です。

iPadOS14対応機種

 

WWDCの詳細

WWDCはソフトウェア開発者のためのイベントです。そのため、新規OSの発表がそのメインで時々新規ハードウェアの発表があることもあるのですが、今年はそのほとんどがiOSやiPadOSの発表となりました。発表の順番によって今年の注目度合いがわかると思いますが、まずは冒頭のあいさつのあとすぐにiOS14の発表、つづいてiPadOS、Apple Watch、Mac OSの順番となりました。

iOS14

今年iPhoneOSと名前が変更になる噂があったものの、これまでどおりナンバーリングのみ変わり正式にiOS14と決定しました。そして今年の主なアップデートはホーム画面の使い勝手が大きく変わります。App Libraryとホーム画面に追加される様々なウィジェットです。「App Library」はホーム画面の最後にページに追加され、アプリを探し安くするために、最近ダウンロードしたものやよく使うものなど自動的にカテゴライズされて格納されます。

 

ホーム画面の最後に追加されるApp Library

App Libraryはホーム画面に最後のページに表示

「ウィジェット」の機能も大幅に強化され、自由な大きさのウィジェットが使え、かつアプリアイコンと共存することができるようになりました。Androidのホーム画面にように自由なデザインのホーム画面になります。

自由な大きさのウィジェット

ウィジェットの大きさは自由になりました

この2つの機能の追加はこれまでのiPhoneのホーム画面のイメージを画期的に変えてくれるはずです。今回のホーム画面の変更は、なるべく画面を覆い隠さないように配慮されており、Siriを起動すると横長のオーバーレイ表示になったり、通話やFaceTimeも同じく横長のオーバーレイに対応し、動画もピクチャーインピクチャーで表示できるようになっています。

iOS14でちょっと変わったところでは、iPhoneが車のキー代わりになります。来年あたりBMWから対応車が発売され、iPhoneでドアを開けたり、また共有することで家族も使えるようになる予定です。この機能はiOS13の一部でも使えるようになるということでした。

その他の追加機能

  • 翻訳機能の追加(英語、日本語を含め11カ国語に対応)
  • マップのナビが自転車やEV車に対応

などなど、iOS14のベータ版は開発者向けには即日に対応、一般には7月に対応する予定で、正式には例年のとおり今秋にリリースの予定です。

iPadOS14

iPadOSは、2019年からiOSから分離し独自の進化を遂げている。今年2年目のOSです。

iPadOS14は、iOS14と同様にホーム画面のウィジェットやSiriや着信時のオーバーレイ表示、メッセージアプリなど同じく採用されているものもありますが、写真」や「ミュージック」での「サイドバー」の追加されています。

注目したいのは、手書き文字をテキストに変換する「Scribble」。

Apple Pencilで文字をかけば、自動的に言語を認識してテキストに変換してくれます。この手書き文字の認識は、アプリに依存するものではなく、たとえば検索欄に入力してもテキストに変換してくれるようです。直線なども認識して直線にしてくれるようですが、図形をどこまで認識するかまではわかっていません。

当方でも、iPadでGoodNoteというApple Pencilでメモをとるアプリを利用していますが、簡単なメモはこのGoodNoteを利用していますが、手書き文字認識まではしてくれないので、これまで以上に便利に使えそうな機能です。

iPadOS14ホーム画面イメージ

iPadOS14ホーム画面イメージ

アップル独自Macの発表

WWDCでは、もう一つのビックな話題が提供された。それは、開催前から噂にあがっていたARMベースのMacが2020年末に発売されるというものです。Mac等のコンピュータ製品にとって一番大事なのがCPUチップです。CPUは中央演算装置のことであり、処理スピードを決めたり、電力消費をおさえてバッテリーを長持ちさせたりするものです。これまでアップルはCPUこそインテル製品を使っていましたが、モーションコプロセッサーのMシリーズやApple Watchに採用されているSシリーズなどプロセッサを独自開発しており、ARMベースの独自プロセッサ「Appleシリコン」、Macに採用することを正式に発表しました。

WWDCではあまり詳細は語られませんでしたが、早ければ今年年末に13インチのMac Book Proを発売し、おおよそ2年間ぐらいかけてこのアップル独自のMacに置き換えていくつもりらしいです。

アップル独自Macを発表するジョニースルージ氏

アップル独自Macを発表するジョニースルージ氏

以上

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