6月18日、今年秋に公開される予定のiOS8のBeta2がリリースされました。Beta版は公開されるまでの開発の途中にリリースされるテスト版で、今回はWWDCの後の初のリリースです。
iOS8 Beta1の発表から12日目のアップデートになるBeta2(ベータ2)は、バグ等の修正も含まれると思われますが、今回明らかになった変更点は以下のようなものでした。
細かなものが多いですが、すでにiPhoneで動いているものをiPadで動作可能にしたり、入力および表示上の調整が行われてます。
Bata2の主な変更点
iPadでもカスタマイズキーボードが利用可能に
これまでキーボードはアップル純正のものだけでしたが、iOS8で初めてサードパティー製のキーボードが使えます。Beta1ではまだiPadに対応してなかったのですね。このBeta2でiPadに対応しました。
iPad上のSafariでピンチ操作で全タブをプレビュー表示する
iPadの画面でピンチ操作するとタブで開いていたページがプレビューで一括に表示されるようになります。画面でビジュアルに確認できるのがいいですね。
クイックリーにアプリ毎の通知をオフに
以外とロック画面やホーム画面に表示される通知をオフにするには、2度3度と操作が必要でしたが、設定>通知からアプリを選択するとAllow notificatonをオフにすることで一発で全通知をオフにできるようになりました。
アルバムは写真の種類ごとに分類
これまで写真と動画が混在して表示されていましたが、動画だけを分類してくれるアルバムができたので、探すのが楽になります。動画は、撮影モード(連射、スロー、コマ取り)も分類してくれるようです。
iMessageアプリで相手をよりわかりやすく
アップルが特に気を使っているのが、不用意に相手を勘違いしてメッセージを送信してしまうこと。たぶんその流れだと思いますが、これまでの噴出しの色によりiMessageか通常のSMSかをタイトル上に表示します。
iBookで同一シリーズを分けて表示可能に
連載?などの同一シリーズを分類して表示してくれるようです。
HomeKit用のプライバシー設定を強化
HomeKit用のプライバシー設定項目が追加されました。
機内モードすることによりバッテリー節約が可能な目安を表示
iOS8ではアプリ毎にバッテリー消費量を表示してくれますが、さらにもし使わない時の機内モード(電波を出さないので待機時のバッテリーが最小に抑えられる)にした場合にどのくらい消費可能だったか目安を表示するようになったようです。
Spotlightの文字入力時に前入力の文字を選択状態に
Spotlightで再検索する場合に、前入力文字が全選択状態にしたので、入力するだけでよくなった。前入力文字を全選択状態にしてから入力するというひと手間が省ける。
Podcastアプリが標準アプリの格上げ
これまで、AppStoreからインストールしなければ使えなかったPodCastが、あらかじめインストールされるようになりました(→標準アプリ)。