
まず前提となるのは、iphone6はこれまでよりも劇的に通信スピードがアップするはずだということです。iphone6の通信規格はCategory6に対応しキャリアアグリゲーションを利用すると150Mbps(規格上は最大300Mbps)の最大スピードが実現可能です。 ちなみにiphone5s等のこれまでの機種では、最大でも100Mbpsとなります。
またiphone6ではこれまでのFDD-LTEに加えソフトバンクのAXGPやUQのWiMax2+等のTD-LTE通信も可能となりました。それだけ通信状況に応じて使える通信方式や周波数を自由に切り替えて、空いている通信バンドをつかったり、これまで電波がなくて通信不可能なエリアでも通信出来るようになったという事です。
通信スピード調査の概要
都内4カ所(丸の内、新橋、品川、新宿)のエリアで、「RBB TODAY SPEED TEST」アプリを使用し、各地点で1回ずつ通信速度を計測。調査結果
通信スピードは、都内4ヶ所の調査結果ともauが一番となりました。キャリアアグリゲーションのサービスを既に開始しているauとまだサービスを開始していないドコモやソフトバンクでは、auが一番となると思っていましたが、調査結果は予想通りの結果となりました。ただ、実際にキャリアアグリゲーションの効果であるかどうかについては、いずれも僅差であることを考えるとまだその効果はでていないように感じました。auのキャリアアグリゲーションは800MHzと2GHzの2つのバンドを利用しており、これまで800MHzを中心に人口カバー率99.9%を達成したauでは、今後、800MHzの基地局に重複して2GHzの基地局を整備して、はじめて効果がでてくるのではないかと思われます。
iphone6、都内スピード調査結果
(via マイナビニュース)