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ソフトバンクグループ統合の概要
合併期日:2015年4月1日 代表取締役会長:孫 正義 代表取締役社長:宮内 謙 合併後の資本金:177,251百万円ソフトバンク、Y!モバイルのブランドは今後も継続
ソフトバンク、Y!モバイルのブランドは今後も継続するとしており、直近でのこれらのユーザへの直接の影響はないと思われますが、長期的に見るとそれぞれ分離としてるユーザーはいづれは統合され、サービス内容も統一を図っていくのではないかと思われます。現在Y!モバイルは、低価格志向ユーザを取り込んでいますが、これもいづれは、ソフトバンクのプランのひとつになるような気がします。今後、新規の電波割り当てに影響してくるのでは?
この合併により心配になるのは、総務省が各社に割り当てる新規の電波割り当てに影響がでてくるのではないかという点です。
総務社はドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクの各社に不公平がないように、電波の割り当てをおこないます。ソフトバンクは、現在でも他2社と比較すると電波の割り当てされている帯域は一番多いです。今回の合併で影響がでるように思われますが、昨年総務省は新規の電波の割り当ては、各社単位ではなくグループ会社も含めて検討する方針を示しており、この点ではソフトバンクモバイルは、合併の影響は少ないのではないかと評価したものと思われます。
ソフトバンクグループには、もう一つワイヤレスシティプランニング(WCP)という会社があるのですが、ここはLTEの2.5GHzの電波帯域を保持しており、WCPを合併の対象にしなかったのはここを抜け道にするというソフトバンクモバイルの思惑もあるように思えます。
※ワイヤレスシティプランニングについては、こちら(ウィキペディア)を参考にしてください。