iphoneの壁紙を設定する場合、サイズ合わせに苦労します。特に棚タイプでホーム画面のアイコンと背景をぴったりと合わせたい場合に上手なやり方があります。
iphoneを自分好みにカスタマイズしたい場合、まず自分のお気に入りの画像を壁紙に設定できます。その場合単に景色や写真を設定する場合はあまりサイズとかおおざっぱでも構わないですが、きっちりとサイズや位置決めをしたい場合は大変苦労します。私が実践した方法でやってみてください。
前提
iphoneは、iphone4/4s系、iphone5系、そして最新のiphone6系、iphone6plusでは画面のサイズが異なります。サイズおよびサイズがあわなくても最低限、画像の縦・横の比率を合わせた画像を用意することが必要になります。それぞれの画像サイズおよび縦横比は以下の通りです。
対応デバイス | 画面サイズ | 比率 |
iphone4/4s系 | 980×640 | 1:0.653 |
iphont5/5s系 | 1136×640 | 1:0.56 |
iphone6 iphone6s iphone7 |
1334×750 | 1:0.56 |
iphone6plus iphone6s plus iphone7plus |
1920×1080 | 1:0.56 |
壁紙サイトの画像
自分で壁紙画像を用意しなくても、iphone 壁紙でGoogle等で検索すると多数の壁紙サイトが検索されますが、提供される画像のほとんどは、前述のように縦横比をあわせた画像は得ることができますが、壁紙に設定する場合は画像を拡大・縮小して自分で設定しなければなりません。iphoneのホーム画面には多数のアプリのアイコンが並んでいます。このアイコンを壁紙をどのようにして合わせるかが今回のテーマとなります。



棚タイプの壁紙は位置合わせと拡大率が難しい
以下のような壁紙を設定する場合は、位置合わせや拡大率があわないと、ホーム画面上のアイコンと位置がずれてしまってうまくいきません。
![]() タイプ1 ![]() タイプ2 |
タイプ1は本棚にアイコンを並べたような壁紙、タイプ2は壁紙にアイコンをはめ込んだようなデザインになっています。特にタイプ2を設定する場合は、縦方向も横方向もきっちりとあわせないといけないので難しそうです。
iphone画面に補助線を引くとわかりやすい
壁紙を設定するには、iphoneから設定>壁紙と指定して壁紙を設定します。一度壁紙を設定したことがあれば、壁紙を設定する場合に拡大縮小することができるのはもうおわかりかと思いますが、前述のタイプ2のアイコンをはめ込んだような壁紙は、位置合わせとこの拡大・縮小率をきっちりと合わせる必要があります。これらの指定をするには、iphoneのアイコンに合わせて補助線を引くと後の操作がやりやすくなります。補助線は、蛍光ペンなどの水性のものであればあとから消すことができますので、これらを利用して補助線を引きます。
補助線に合わせて壁紙を配置
先ほどiphoneの画面上に引いた補助線にあわせて壁紙を配置すればOK!
注意!視差効果は減らす
iOS7以降搭載したiphoneには、壁紙に奥行きを持たせて立体的に見せる視差効果というものがあります。これはiphoneを傾き具合に応じて壁紙を上下左右に微妙にずらして実現しています。この視差効果を利用すると壁紙がサイズや位置があわなくなります。きっちりと壁紙を合わせたい場合は、[設定]>[一般]%gt;[アクセシビリテイ](iOS8の場合)から、この”視差効果を減らす”に設定しておく必要があります。

視差効果を減らすはオンに(iOS8)
完成!

出来ました! アイコンと壁紙がぴったりとあっています。
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