アップルのネットワークに大規模障害が発生していたことがわかった。影響範囲は世界中のAppStoreやiTunesStoreを中心に、Apple Payに及ぶもので、11日夕刻から完全復旧したのは12日午前5時ごろまでかかった。
影響を受けたサービス
今回発生した障害は、その影響を受けたサービス範囲や世界中で発生等、大規模なものとなりました。障害は、App Store,iTunes Store,iBook StoreおよびMac Store等の一連のストアサービスをはじめとして、ユーザー認証をおこなうiCloudアカウントのログインにまで及びました。開発者向けのサービス「TestFlight」と「iTunes Connect」等でも障害が発生。
経過
障害の発生は11日午後6時頃(日本時間)から発生し始めました。当初アップルから公式な発表がなく、アプリやゲームメーカによってTwitterに障害状況がアップされ知ることとなりました。
現在、AppStoreにて障害が確認されております。iOS端末をご利用の方はアプリのインストールおよび、オーブの購入がご利用いただけない状況です。障害が解消されるまでお待ち頂けますと幸いです。 #モンスト
— モンスターストライク公式(モンスト) (@monst_mixi) 2015, 3月 11
障害発生から4時間後の11日午後9時50分にまずiCloud関係のサービスが復旧し、障害がほぼ解決したのは12日午前5時頃となりました。
損害は約30億円
アップルの昨年のコンテンツ収入は185億ドル(約2.2兆円)、1日あたり約5,000万ドル(約61億円)となります。今回の障害は11日午後6時頃から12時間継続しており、2,500万ドル(約30億円)の損害となると計算出来ます。(by The Mac Observer)
アップルによる公式謝罪
Appleは12日午前6時(日本時間)、米CNBCに対し、
第三者による不正行為はなく原因は内部のDNSサーバエラーと発表。
ユーザーに謝罪した。