Apple watchは18K加工ですが、既に24K加工して販売を表明している業者が現れています。ベトナムのKaraluxで、Apple Watchに24金加工を施し、「本家」よりさらに豪華なApple Watchを提供すると予告しています。価格は600万~800万ベトナムドン(約33,000円~44,000円)程度で、このような業者が出現するのは当然の理です。しかしアップルはこのような加工品を偽造品として排除するしくみを既に組み込んでいます。
アップルの偽造防止対策
Apple Watchは基本的にiphoneとペアリングさせる必要があります。先日リリースされたiOS8.2には、このペアリングさせるためにアプリApple watchコンパニオンアプリがインストールされました。まだ発売前なのでどのようにしてペアリングさせるか不明でしたが、イランを拠点とし、技術サイトi-phone.irを運営する、iOSアプリの開発者Alireza氏が、Apple Watchのペアリングの際、どのようなアニメーションが表示されるのかを紹介しています。
Apple watchは初めてペアリングする際に上記のような偽造防止アニメーションを表示します。このアニメーションをiphoneのiSightカメラにかざして撮影することにより正規品かどうか判別の上ペアリングを実行します。このアニメーション表示には、Apple Watch背面に刻印されている型番が含まれモデルを特定することができ、もしiphoneで撮影したApple Watchの外見とこの型番が一致しない場合には偽造品としての扱いをするという事です。まさかEditionを購入してさらに金メッキする業者はいませんから、偽造品は完全に封じ込まれます。この仕組みは、アルミニウムで本体が製造されているApple Watch Sportを、ステンレスに変えてもおなじことです。
筆者以外にも、このような加工業者の出現を期待していたユーザもいると思いますが、もうあきらめてください。アップルによって排除されます。
Apple Watchは、もうまもなく4月10日に初披露となります。また4月24日から販売も始まります。いったいどのくらい売れるのでしょうか? 廉価版のApple Watch Sportは購入する気になれません。1年も持たずに外見が傷だらけではとってもはめては居れません。またその頃にはバッテリーが改善され1週間くらい持つApple Watch2が発売になっていることでしょう。とりあえずは私は様子見となりそうです。
(記事参照元:小龍茶館、iPhoneMania)