GWも終わり、来月にはWWDCが開催される時期となりました。iphoneに関しても例年今頃には、流通サイドや関係者からスペックが流出する頃ですが、iphone6s/6s plus(仮称)とされる次期iphoneのスペックの最新情報を入手できましたので、紹介しましょう!
これらの情報は、Apple製品のアナリストであるミンチークオ氏が在籍するKGI証券の報告書によるものです。ミンチークオ氏自身のものではないので若干、確度は低いのかもしれませんが、これまでの噂どおりのスペックですので、あらかた間違いでもなさそう。また気になる4インチ版のiphoneは、今年は発表されずに来年以降となりそうです。では
最新のプロセッサーA9の搭載
A9プロセッサはA8Xプロセッサよりも性能を高めもので、14nmFinFETプロセスルールが採用されることで2GBのRAMを内蔵する。A8チップは20nmのプロセスルールなのでより集積度が上がり、外付けだったRAMも内蔵することが出来るようになりました。
ローズゴールド新色の追加
Apple Watchにあわせて、iphoneにも新色であるローズゴールドが追加され現行の3色から4色構成となります。女性やおしゃれなユーザをターゲットとして新色の追加かもしれませんが、現行のゴールドと入れ替えになる可能性がなきにしもあらずと思えますが、まぁ追加となり4色が妥当かも知れません。ググってみると以下のとおり4色の画像も見つかりました。
感圧タッチパネルの採用
Apple Watchや新MacBookにも搭載され始めた感圧式タッチパネル採用が、次期iphoneの目玉となりそうです。ただし機構的には、物理的に圧力をセンサーで識別する感圧タッチパネルではなく、押しつけられた指の面積にて圧力に変換するような、論理的なものになる噂もあります。いずれにしてもこれまでのワンタッチの操作からタッチの強弱をも識別し、よりオペレーションに幅がでてくるのは間違いなさそうです。
iSightカメラの画素数は1,200万画素
現行のiSightカメラは800万画素ですが、久しぶりにiSightカメラの解像度が上げられそうです。iphoneの魅力として写真や画像の美しさがありますが、アップルはむやみにスペックを追い求めるのではなく、低解像度でもおなじ解像度を持つAndroid機に比べると格段に美しさが違います。ただAndroidの最新機種は、2070万画素のものが登場する今、800万画素ではいくらなんでも時代後れ。いよいよ解像度もアップするようです。
ただ、一部の噂では、センサーの大きさに制限がありおなじ大きさのセンサーに1200万画素を放り込むとなると、必然的に1つ1つのセンサーの大きさが小さくなり、感度が低くなる恐れがあり、暗所撮影に影響があるのではないかと心配されています。でも次期iphoneはデュアルレンズカメラを実装し、これを回避する方向との噂に同時に流れており、既に対策は整っているのかも知れません。
量産は8月下旬から
昨年発売となったiphone6 や6plusは、一昨年のiphone5sの在庫切れに配慮して少し早めに量産体制に入りました。はっきりした時期はわかりませんが、7月下旬~8月上旬には量産開始されていたような気がします。KGI証券の報告書によるとiphone6s/6s plusの量産開始は、昨年よりは少し遅めの8月下旬から量産開始との事。発売開始はたぶん9月20日前後ですから、約1ヶ月で初期ロッド分を製造することになります。
予想スペックをまとめると
以上の内容をまとめると、次期iphoneの予想スペックは以下のとおり
- ディスプレイサイズや画面解像度は両モデルとも現行モデルから変更なし
- iSightカメラの画素数は1,200万画素に
- 新カラーとして”ローズゴールド”モデル追加
- Force Touch(感圧タッチ)が最大のセールスポイントに
- 筐体の強度を増す為に新しい素材を採用
- 「iPhone 6s Plus」の一部のモデルの保護ガラスにサファイアガラスを採用
- Touch IDの認識精度の向上
- 両モデルの量産は8月下旬から開始
外見上の大きな差はあまりなさそうですが、当然現行よりも薄型化されるものと思われ、現行iphoneは折れ曲がるとの強度不足が改善するために、素材の変更が行われる予定です。