今年5月以降に発売された機種のSIMロック解除が増えそうだ。5月から半年が経過し各キャリアの制限事項の180日が経過したためだ。
SIMロックを解除するとどうなるのか? そうです、これまでのバカ高い携帯料金がすごく安くなります。これまで毎月毎月1万円近い金額を払っていると思いますが、これがわずか千円ぐらいで使えます。SIMは携帯に対応したMVNOの格安SIMを使う事になると思いますが、データ専用なら3GBで千円前後。さらに百円程度プラスすれば、SMSメールも使えるので、いかに携帯料金が安くなるかは疑問の余地はありません。
SIMロック解除はネットからやれば無料
SIMロック解除の手続きはそんなに難しくありません。ドコモならMy Docomo、ソフトバンクならMy Softbank、auはお客様サポートとWEBからの手続きであれば料金は無料。どうしても自身では無理だというお客様は、各キャリア店舗でも受け付けていますが、3,000円+消費税の料金がかかってしまいます。まずは以下のWebで可能かどうかやってみてはいかかでしょう。
SIMロック対応の機種
5月以降に発売された機種であれば、全キャリアともSIMロックが解除出来ます。また現在契約を解除した機種でも各キャリアの定める期間内であればSIMロックが解除可能となっています。4月以前の機種をお持ちの方は、SIMロック解除対応の機種もありますので、確認してからにしてください。
契約解除後のSIMロック対応可能期間
各キャリアは、契約解除した場合でもSIMロック対応機種であれば下記の期間以内のSIMロック解除申し込みが可能となっています。
キャリア | 期間 |
ドコモ | 6ヶ月以上可能 |
ソフトバンク | 181日以上可能 |
au | 181日以上可能 |
※2016年10月17日 追記
日本経済新聞によるとソフトバンクは2ヶ月期間を短縮し4ヶ月とする方針
4月以前のSIMロック対応機種
4月以前の発売の機種でも、以下の機種についてはSIMロック解除が可能です。
キャリア | 対応機種 |
ドコモ | iPhone等の特定機種以外は、ショップ窓口で手数料を払えば可能 |
ソフトバンク | ・BLADE Q+ ・301F ・201HW ・009Z ・008Z |
au | Galaxy S6 edge SCV31 |
SIMロック解除の際の注意事項!
もし、今の機種がSIMロック解除可能でも格安SIMが使えない等状況が悪化する場合もありますので十分注意してください。
- MVNO(格安SIM)はキャリアSIMよりも実効通信速度が遅い。
- 各キャリアの提供するWEBサービスが使えなくなる
- ドコモ機種であればほとんどのMVNOが対応していますが、ソフトバンク特にauの場合は、使えるMVNOが限定され少ない。
- SIMロック解除機種の対応周波数によっては、MVNOのSIMを入れても通信ができません。
最後に、各キャリアのSIMロック解除ページをお知らせします。


