今年発売がなかった次期iPad Air3の発表は来年3月におこなわれるとの情報を得た。例年10月に発表となっていた新型iPadは、今年は12.9インチのiPad Proの発表と重なったため見送られていた。
アップルの情報に関して投資家向けにレポートをするKGI証券のアナリスト「ミンチークオ」氏は、
iPad Air 3の発売は2016年上半期中に予定されており、アップルが3月に開催するイベントで発表される可能性が高い
との分析を発表した。
3D Touchは非搭載
iPhone6Sから搭載されている最新の「3D Touch」テクノロジーは、次期iPad Air3では非搭載となることも合わせて発表。3D Touchはアイコンを軽く押すとPeek操作、さらに強く推すことでPoke操作がおこない、タッチの強弱で2つの操作が可能。たとえば、Safariの場合は、リンクを軽く押すことでプレビュー表示をし、強く推すことでリンク先を開くことができる。3D Touchに対応したアプリも徐々に増えつつあり、今後のiOSデバイスに標準搭載されると思われましたが、残念ながら次期iPad Air3には採用にならない。クオ氏は、その理由として、3D Touchのパーツ供給が深刻な問題を抱えており、来年四半期中においてもピーク時の30%を下回る供給量となり、iPad Air3には搭載できないとしている。
期待されるスペックアップ
今最も強力なスペックを持つのが、11月に発売となったiPad Pro。最新のA9Xプロセッサーを採用し内蔵メモリーもこれまでの最高となる4GBも積んでいる。これはiPhoneでは十分に活用できないマルチタスク機能をふんだんに活用し、常時起動しているアプリを素早く動作させるために必要だからであろう。iPad Air3においてもマルチタスクは全面に採用される見込みで、iPad Air3にもiPad Proと同等の最新プロセッサA9Xと4GBのメモリー搭載をするとの噂もある。価格との折り合いもあるだろうが、3D Touchが見送られるなら、次期iPad Air3に採用される可能性は高いと考えます。
Apple Watch2やiPhone6Cも同時に発表?
今年もあと10日を切り、間もなく新年を迎えます。今年もアップルにとってApple Watchや新型Apple TVの発売やApple Musicサービスの開始など革新的な1年となりましたが、来年も早々と話題を提供してくれそうです。今年3月におこなわれたスペシャルイベント「Spring Forward」が来年も開催予定で、次期iPad Air3とともに、2代目となるApple Watch2や4インチ液晶の復活となるiPhone6Cも同時に発表になりそうです。どれもこれも見逃せないイベントととなることでしょう。
(via ギズモード)
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