既にご存じの通り、新色のジェットブラックは超人気で予約しても1ヶ月半は待たなければならない。どうしてみんなはそんなにもほしがっているのだろうか疑問を感じます。

理由としてはやはり
金属とは思えない鏡面仕上げの美しさでしょう。もう一つの理由としては間違いなく新色だから。持っているだけで新しい最新のiPhoneとわかり、目立つ事間違いなし。毎年新製品をだすiPhoneは、本人も誇らしげだし見てる方もうらやましいと思っているに違いない。そのiPhoneの表面仕上げの美しさはどうやって作り上げているのでしょう?
アップルの工場での製造の過程がビジュアル化して
動画が公開されています。iPhone7の表面は、
幾重もの皮膜の重ね合わせと磨きによって作り上げられています。ベースとなる本体はiPhone6Sとおなじ高強度のアルミニウム7000という金属。そこに酸化皮膜で表面を覆い、コンパウンドで研磨処理をしてその表面の輝きを作っています。アップルによりはその段階は
9段階にもなるようです。
一番最初にiPhone7にジェットブラックが追加となると聞いたとき、やはり気になったのが傷の問題ですね。家の中に飾っておくならまだしも、絶対に傷が付いてしまいます。アップルでも
iPhoneの購入ページに、カバーをして使うよう表記されています。

ジェットブラックは摩耗に関するメッセージ(公式サイト)
上記を抜き出したのが以下の文章です。
ジェットブラックのiPhone 7の高光沢仕上げは、精密な9段階の酸化皮膜処理と研磨加工によるものです。表面には酸化皮膜処理された他のApple製品と同等の硬度がありますが、使用とともに光沢に微細な摩耗が生じる場合があります。磨耗が気になる方は、iPhone用のケースを使って表面を保護することをおすすめします。
これは、傷はつきますのでそれでもよかったら購入してくださいねというふうに聞こえます。ただアップルは他のメーカーとは違うことも事実です。思ったよりも傷がつきにくいものを作るのがアップルです。さらに1年後下取りを出す場合にも、通常商品なら使用感のある中古品の価格はかなり下落しますが、許容範囲内の傷ならば同一価格で下取りしてくれるような気がします。
iPhone7のジェットブラックの購入に向いている人は
1.
毎年買い換える人で、来年も間違いなく買う予定。
2.
多少の傷は気にならない人
3.
アップル50周年まで、開封せずに持っていられる人。傷が付きやすいせいで、無傷なら現在よりもプレミアム価格となる可能性があります(今年、アップルは創立40周年です)。
私は少なくともジェットブラックはパスですね。購入するなら今すぐほしいし、カバーをして傷がつかいないように気をつかうことはできません。少しの傷も気になる方だし、来年のiPhone8はクリスタルコーティングされた同製品がでるような気がします。