あのカシャカシャ音を消す方法があります。iOS10限定ですが確かに消えます。ちなみにスクリーンショットの音もここに紹介した方法で同時に消せますよ。
先月iOS10がリリースされましたが、iPhoneのシャッター音を消す裏技が発見されました。このシャッター音は盗撮を防止するためか日本だけの特別仕様でiPhoneに限らず国内販売されるスマートフォンには漏れなくついてきてしまいます。
iOS10は世界に向けて一斉にリリースされましたが、どうやら日本特別仕様を入れ忘れたようです。今日現在のiOS10は10.0.2ですが、まだこの裏技が使えるようなので紹介しますね。
裏技の概要
簡単にいうと、
iPhoneのAssistive Touchで使えるアイコンをカスタムアイコン1つだけにして、このカスタムアイコンに消音の設定をする
というものです。
有効期間は、ホーム画面でこのカスタムアイコンをタップし消音設定してからサイレントスイッチや音量操作等のコントロールに触るまでの間は有効です。この操作は何度でも可能です。
iPhone7からはスピーカが上下についてステレオになり、これまで対処方法ですとスピーカーを指で塞ぐことが難しくなったこと、ステレオになったせいか、これまでよりも音が大きくなっているという事も聞きます。この裏技はかなり有効な対処方法です。
動作確認環境
今回動作確認した環境は以下のとおりです。
iPhone6
iOS10.0.2
2016年10月2日現在
シャッター音を消す裏技の詳細
いつもの通り、ホーム画面から歯車がデザインされた
アイコンで、iPhoneの設定画面を呼びだしてください。次に → → とメニューを進みます。途中Assistive Touchは画面の下の方にあるので下方向にスクロールする必要があります。ここからAsisitive Touch設定の本番です。
Assistive Touchでは、画面中央の「最上位メニューをカスタマイズ」をタップして実行しますが忘れないうちにその上にあるAssistive TouchをONにしておいてください。次の画面でこれまで設定をしない場合は中図のように6個のアイコンがありますが、画面右下の ボタンを4回押して、右図のように星マークのカスタムアイコンのみ残します。
このカスタムをアイコンをタップするとアイコンに割り付けるメニューが表示されますが、メニューの中から「消音」を選んでタップし、右端にチェックマークが入っている状態にしましょう。
最後にこの割り付けた消音の実行をさせなければなりませんが、最後の画面にあるように既に画面上にはカスタムアイコンが表示されているはずです。このカスタムアイコンに位置は自由に設定ができますので、特に画面の4隅をチェックするとどこかに表示されているはずです。見つかったら、このカスタムアイコンをタップして実行してください。
もし、カスタムアイコンがどうしてもない場合は、上記に書いたAssistive TouchをONにし忘れているかもしれません。もう一度確認してください。
消音を実行した段階で、もうシャッター音は鳴らなくなっています。確認してください。ちなみにスクリーンショットを撮る場合も音が鳴りますが、もう鳴らないはずです。
LINEやメッセージの新着も無音になっています。
写真を撮ってみると無音でとれているのがなんとも不思議で、思った以上に静かに感じます(表現がおかしいかもしれません)。シャッターボタンを押す場合に体がもう身構えているのかもしれませんね。
ちなみにこの状態だとLINEやメッセージの新着さえも無音でバイブレータさえ鳴らないようです。これを回避するためには、iPhone左側にあるサイレントスイッチをオフ状態から一度オンにして、再びオフにするとバイブレータが効くようになります。
使いやすくするためにショートカットを設定
消音を割り付けたカスタムアイコンは、Assistive Touchが有効な間どこの画面でも表示されてしまいます。じゃまですね。これは同じアクセシビリティーでショートカットにAssistive Touchを割り付けるとカスタムアイコンの表示/非表示を切り替える事ができます。
切り替えるのは、ホームボタンを3回連続でタップ(クリック?)します(ショートカットの実行)。
ショートカットの設定は、先ほどと同じく
→ → で右図のようにAssistive Touchが表示されるように設定をします。ショートカットをタップしてAssistive Touchを選ぶだけです。まとめ
この裏技はiOS10のミスを突いたもので、いずれは回収されてしまうでしょう。とりあえず当面のiOSアップデートをパスするか、シャッター音の復帰を了解した上でiOSのアップデートを受け入れるしかありませんね。とにかく今はこれで使ってみましょう。