LivePhotos(ライブフォト)は、iPhone6sで導入された動く静止画です。写真を撮る前後の1.5秒ずつが静止画と共に記録されるアップル独自の仕様です。
LivePhotosとは
2015年9月iOS9で搭載された新しい写真形式で、静止画なのに静止画の前後1.5秒ずつ計3秒の動画とサウンドが含まれていて動いて見える特別な静止画です。対応機種は、iPhone6S/6S Plus,iPhone SE,iPad Pro以降の機種、OSX El Captain以降のMACでみることができます。 こういった手のものはなかなかイメージがつきづらいので、LivePhotosの動画を用意しました。iPhoneに写真を表示してこれをタッチすると動画が再生されているのがわかりますね。これが動く静止画でLivePhotos(ライブフォト)という物です。
LivePhotosの実態
LivePhotosは、iPhoneの内部で静止画部分のjpgファイルと動画部分のmovファイルから2つのファイルとして保存され、これを一体化して1つのファイルとして扱われます。jpgファイルの解像度は4032×3024、movファイルは15fpsで記録されています。
LivePhotos写真を撮る
LivePhotosで写真を撮るには、カメラを起動した場合に上部にあるLivePhotosアイコンをオンにするだけです。 タップするごとにオン/オフが切り替わり、オンの場合は上記のようにカラー(オレンジ)で表示されています。また切り替え時に下記の図にあるように”LIVE”を表示、オフに鳴る場合は”LIVEオフ”と表示されるのですぐにわかります。このLivePhotosの状態は記憶されていますので、次回カメラを起動時は前回の状態を保持しています。
また、iPhoneがLivePhotos未対応の場合は、上記のLivePhotosアイコンは表示されません(下図)。
LivePhotosの再生および表示
LivePhotosは、カメラで撮影直後のプレビュー再生や写真アプリで表示することができ、写真を表示後に写真を強く押す(プレス)ことにより記録された動画を再生することが出来ます。再生後は静止画に戻ります。もちろん、これらは3D Touchが可能な機種でのみとなります。
LivePhotosは壁紙にも設定可能
iPhone6S以降の機種では、LivePhotosを壁紙に設定することも可能で、ロック中のLivePhotos写真を強く押す(プレス)とやはり動画が再生され、画像が動き出します。恋人や子供、ペットの写真をロック画面にしている場合に特に欲しい機能かと思います。 LivePhotosを壁紙に設定する場合は、iPhoneのホーム画面より設定(歯車)アイコンをタップし、設定画面を表示してから、下図に示したように壁紙(左図)→壁紙を選択(中図)→Live(右図)の順番に選択してください。