電話もかけ放題、毎月5GB使っても年間41,760円節約する方法があります。通話品質が心配? 安心してください。ドコモやソフトバンクの契約はそのまま。
節約の今と昔
以前こんな記事を書いていました。

この記事は、当時ソフトバンクの2段階定額プランの仕組みを利用して、パケットを無駄に消費しないようにして自宅のWifiや公衆無線LANをなるべくつかって2段階定額の下限で運用するヒントを記述したものでした。ソフトバンクの下限は12250パケット=約1.4Mバイトですから今から思うと塵以下の本当に微々たるデータ通信料ですね。
さて、現在は1G(1,000M)バイト単位での節約を考えるのは非常に簡単に思えますが、そんなに簡単な話でもありません。
今回実施する節約の種は、
キャリアのかけ放題はそのままに、非常に高いキャリアのパケット料金を格安SIMで置き換えるという方法
キャリアのパケット料金は高過ぎ!
今回の節約の対象とするキャリアのパケットプランは5GBタイプを選んでみました。2GBや3GBのプランもありますが、1GBあたりの単価があまりのも高すぎるのと電話のかけ放題プランがライトプランと組み合わせができない等制限がありすぎるためです。
月間5GBだとどこの携帯会社でも5,000円/月です。
キャリア | パケット定額名 | データ通信容量 | 月額料金 |
ドコモ | データMパック | 5GB | 5,000円 |
au | データ定額5 | 5GB | 5,000円 |
ソフトバンク | テータ定額5GB | 5GB | 5,000円 |
一方、同じ5GBを格安SIMプロバイダーに置き換えると
キャリア | パケット定額名 | データ通信容量 | 月額料金 |
IIJmio | ライトスタートプラン | 6GB | 1,520円 |
もうお分かりですね。この高すぎるパケット契約のみ格安SIMプロバイダに置き換えるだけで、
( 5000 – 1520 ) x 12 =41760
置き換えるだけで、4万1760円も節約できてしまいます。
節約の前提条件
この節約の書には、前提条件があります。パケット料金のみを格安SIMに置き換えるのですが、auだけはつかえません。auの現在の料金プラン「カケホとデジラ」では、通話かけ放題とデータ定額はセットでしか契約できません。対してドコモの「カケホーダイとぱけ合える」およびソフトバンクの「すま放題」では、通話に関するかけ放題部分のみを契約することができます。なのでこれを利用して節約します。
前提条件にはもうひとつ、SIMフリーのモバイルルータが必要になります。私のおすすめのモバイルルーターは、
最新の機種はMR05LNですが、以前MR03LNの頃から狙っていた機種なのですが、SIMが2枚刺しでき自由に切り替えて使えるようになるなど確実に進歩しており、価格はアマゾンで16,800円(本体/税込み)と価格もかなりリーズナブルとなっています。このモデムについて記事に書いています。下記を参照してください。

わざわざモバイルルータに置き換えるメリット
年間4万円の節約も大きなメリットですが、4万円節約した上にもまだメリットがあります。モバイルルータを使うとメインのスマホ以外もインターネットに接続が可能になります。自宅に無線Wi-Fiルータがない家庭もまだまだあると思います。複数の機器が簡単にインターネットに無線で接続できるのは非常に魅力的です。この機種は同時に10台まで接続可能です。格安SIMの価格はどんどん安くなっています。データ通信だけの契約なら縛りがありませんので、安い格安SIMがでたらすぐに契約が変えられるのもうれしいですね。