写真を共有する方法として、GoogleフォトやInstagram、flickrなど写真共有専門サイトもありますが、あなたのiPhoneで手軽に写真共有する「iCloud写真共有」があります。iCloud写真共有は、写真アプリの一部として機能しておりiCloudを利用している場合に提供されます。目的に応じていくつかの写真共有を作ることができ、共有する範囲もオーナーであるあなたがメンバーを招待するという方法で決める事ができます(これを共有アルバムといい、通常のアルバムとは区別されます)。メンバーのiPhoneやiPad、Mac、Apple TVからはいつでも最新の状態をみることができ、だれかが写真を投稿したりコメントをつけた場合に通知されるのでリアルタイムなコミュニケーションをすることもできます。iCloud写真共有には別のメリットもあります。iCloudは無料で使えるのは5GBまでですが、共有した写真はiPhoneから消しても消えませんし、iCoudの容量にも影響しません。iCloud写真共有のメリットは
- 写真アプリの機能の一部として提供
- iCloudを利用している場合
- 共通のiCloud IDは必要ない
- iPhone,iPad,iPod touch,Apple TV,Mac、Windowsパソコンから利用できる
- メンバーは招待制
- メンバーが写真投稿したりコメントを付けたり出来る
- iPhoneの容量、iCloud容量に影響しない
- 通知機能あり
iCloud写真共有を作成するにはそんなに難しくありません。以下の手順で早速開始しましょう。
使用した環境
説明に使用するスクリーンショットは以下の環境のものです。バージョンが異なったりする場合にスクリーンショットイメージは異なる場合があります。ご注意ください。 ・iOS10.3 ・iPhone7iCloud写真共有の方法
iCloud写真共有をオンにする
iCloud写真共有はiCloudを使用しています。下記の方法でiCloud写真共有をオンにしてください。iPhoneホーム画面から設定アイコンをタップ。次に → → →iCloud写真共有をオンにします。写真アプリのiCloud写真共有を追加
あらたに、iCloud写真共有の追加とメンバーへ参加を同時におこないます。写真アプリを起動し画面下部にある写真、メモリー、共有、アルバムの各ボタンから「共有」を選択(画像左)。次に、iCoud写真共有名を入力そ右上の を選択(画像中)、最後に共有するメンバーを画像にあるようにメンバー一覧から選択するか+ボタンで連絡先から選択する。メンバーを決定したら画面右上の ボタンを選択して追加します。メンバーを後から追加(参加依頼)する場合
共有したい相手には、アルバムへの「参加依頼」を おこないます。共有するアルバムを選択すると画面下端にメンバーというボタンが表示されますのでこれを選択、青色で「参加依頼…」というボタンがあり ますので、これをタップして選択してください。参加依頼の方法は実際はメールでおこないますので、次の画面で参加依頼する相手のメールアドレスを直接入力 するか+ボタンで連絡先から選択することができます。共有オプション
共有のオプションには、「参加者の投稿も許可」「公開Webサイト」「通知」の3つがあり先ほどの参加依頼の画面の下半分に設定があります。
オプション | 意味 |
参加者の投稿も許可 | あなたと参加者がこのアルバムに写真やビデオを追加できます |
公開Webサイト | この共有アルバムをiCoud.com上でだれでも見られるようにします。 |
通知 | 参加者がこの共有アルバムに「いいね!」、コメント、写真、ビデをを追加したときに通知を表示します |
共有する写真の追加
共有する写真を追加するには、以下の2つの方法があります。1.選択した写真を追加する場合
選択した写真を追加するには、左下の共有ボタンをタップしiCloudで共有ボタンをタップ、ポップアップしたダイアログから共有アルバムを選択します。この時コメントを一緒に入力することも出来ます。入力が終了したら右上の「投稿」ボタンをタップして追加します。2.共有アルバムから追加
共有アルバムを開いた状態からも写真を追加することも出来ます。共有アルバムの+ボタンをタップし、共有する写真を選択し完了ボタンをタップ。コメントを入力するポップアップダイアログが表示されますので、コメントを入力して(オプション)、投稿ボタンをタップします。共有する写真は複数枚選択することも、またモーメント単位(日別)で一括に共有することもできます。
共有する写真の削除
共有する写真を削除するには、共有アルバムから写真を選択後、ゴミ箱に投入します。削除できるのはアルバムのオーナーか写真のオーナーのみとなります。