「運転中の通知の停止」とは
車を運転中に、電話やメッセージがくると注意力が散漫になり場合によっては事故になりかねません。このように運転中は運転に集中できるように電話やメッセージの着信をしない設定をするのが「運転中の通知の停止」という機能です。以前日本の携帯にはドライブモードというのがありましたが、これのアップル版といったところです。 iPhoneの賢いところは、モーション検知によって自動的に運転中と判断し「運転中の通知の停止」モードにはいることができます。あなたは、対応のiPhoneをもって車の乗るだけでこの機能が使えます。 では、具体的に「運転中の通知の停止」はなにをしてくれるのか見ていきましょう。「運転中の通知の停止」機能の動作概要
この機能の基本的な動作は、電話やメッセージの通知を抑制し、設定をすることによって自動的に返信メッセージを送ることができます。 具体的な「運転中の通知の停止」使用時の動作概要- 運転中は、iPhone の着信音や通知音がしなくなります。
- これらの着信や通知は、車を降りて「運転中の通知の停止」を解除した時に見る事ができます。助手席に同乗している場合は、あらかじめ解除しておくことも可能です。
- 着信やメッセージには、運転中であることを自動で返信することができます。
- 自動返信の宛先は、直近の連絡先、よく使う項目、すべての連絡先の中から選択することができます。
- 緊急連絡の場合はおやすみモードとおなじく2回連続してかけると受話することができます。また、重要なメッセージも、「緊急」という単語を添えて送信してもらえば、強制的に通知を受信できます。
- 緊急速報、タイマー、アラームは、対象外です。
- Car Playに接続している場合は、運転中でも電話の発信・着信は引き続きおこなうことができます。
「運転中の通知の停止」をセットする
iPhoneで「運転中の通知の停止」をセットする方法には、以下の3つの方法があります。- iPhoneがモーション検知で自動的に運転中と判断する
- 車載BlueToothシステムに接続した場合
- 手動でセットする

セットの方法の選択
上記で説明した3つのセット方法は、設定アプリを起動して から
コントロールパネルに「運転中の通知の停止」ボタンを表示させる方法
iPhoneの初期設定では、コントロールパネルに「運転中の通知の停止」ボタンは表示されません。設定アプリを起動し → とすすみ、以下の方法で「運転中の通知の停止」ボタンを表示させてください。
「運転中の通知の停止」の手動切り替え
iPhoneの画面の最下部から指で上方向にフリック(指で弾くような感じ)すると、以下のようなコントロールパネルが表示し車をデザインしたボタンが表示されるので、これをタップして切り替えをします。
助手席に同乗している場合は解除
あなたがもし助手席に同乗している場合は、いかのようなロック画面中の”運転中は通知しないようになります”という通知をタップして、解除することができます。
自動返信するメッセージの編集
運転中に自動返信する宛先や内容を変更する場合は、下記のとおりです。自動返信する宛先の変更
宛先を変更する場合も、設定アプリを起動し → (下左図)から行います。変更可能な宛先は、- 誰にも返信しない
- 直近の連絡先
- よく使う項目
- すべての連絡先

自動返信メッセージの編集
自動返信メッセージは、前項と同じおやすみモード画面の からメッセージを編集することができます。編集のしかたも以下に図示しています。
返信メッセージには、緊急の連絡方法として電話なら3分以内に2回かけた場合に着信するということと、メッセージの場合は「緊急」のキーワードを入れると強制的に通知できる旨を書いておく方がよいと思います。
まとめ
日本では早くからドライブモードが普及していましたが、最近ほとんど見かけませんでした。ようやくアップルがiOS11で搭載してくれました。運転中の着信はかなり気になりますね。ましてビジネスであれば一刻の猶予がない場合もあるかもしれません。ただこのようにアップル版ドライブモードが認知されれば、自動で返信することでかなり相手にも許容されると思いませす。かつて自分がそうでしたので。自分だけはなく万が一に巻き込まれる相手のためにもこれを活用したいとおもいます。 以上 記事に執筆にあたり以下のサイト情報を参考とさせていただきました。(via iPhoneで車を運転中の通知を停止する方法 )