初期リリース版には毎度のことながら不具合があるものです。今回は現在発見されているiOS12の不具合を列記してみました。
発見されている不具合
iOS12の初期リリース版には次のようなバグが発見されています。もし心当たりがあれば注意してみてください。
- iPhone XS/XS Plus等の最新機種ではスクリーンロック(画面オフ?)中に充電ができないChargeGate問題がある
- 子供をスマホから守るためのスクリーンロック機能の利用時間制限が、日付の自動設定オフで回避できる
- メッセージが意図しない相手に発信される
- パスコードを解除して連絡先や写真にアクセスできる
- 一部のiPhoneで画面上端のステータスバーが消える
- モバイルデータ通信をオンにできない(現認)
- iPadのキーボードの英語モードと日本語モードが反転(現認)
不具合詳細
チャージ不能!
新型のiPhoneに限ったことではないようですが、iPhone XS/XS Plusの一部にスクリーンロック中に、充電できない現象が発生しているようです。iPhoneはスクリーンロック中でもLightning端子にプラグを差し込むと画面がオンになりすぐに充電をはじめますが、この現象はプラグを差し込んでも依然画面は暗いままです。iPhoneを持ち上げると充電を始めます。iPhoneはQi充電も可能ですが、こちらには影響はでていないようです。
この問題の動画がYoutubeに提供されています。下記をご覧ください
スクリーンロックの利用制限を回避
子供をスマホから守るために、iOS12から搭載されたスクリーンロックが利用できます。1日の利用時間を制限したり、アプリ別に制限、動画やWebサイトなども年齢制限できる等の機能をもっています。ただせっかく利用制限をつけて子供にあずけたiPhoneも、簡単に打ち破られてしまったようです。その方法は実に簡単で、
とはいいながら、スクリーンロックは子供をスマホ~守るために有効な手段です。
もし、興味がある場合は下記の記事を参考にしてください。
メッセージが意図しない相手に発信される
Appleユーザーコミュニティー掲示板によると、iOS12のメッセージアプリで過去のメッセージスレッドが勝手にまとめられて、意図しない相手にメッセージが送られる場合があるとの問題が指摘されています。
例えば、兄弟に送ったメッセージが母親に届くといったことがあげられています。
解決方法は、一旦メッセージアプリでサインアウトし、該当のスレッドを削除すると解決するとの事です。
パスコードを解除して連絡先や写真にアクセスできる
もっともアップルが恐れている問題ですが、世の中のハッカーにはかないませんね。登場したばかりのiOS12にもパスコードを回避するセキュリティー問題があるようです。動画を下記に紹介しましたが、一見して手順が複雑で試してみる気にはなりませんでしたね。
発見者は、スペイン人セキュリティ研究所のホセ・ロドリゲスさん。
方法は2通りありますが、どちらも音声認識アシスタントのSiriと、アクセシビリティ機能のひとつであるVoiceOverを用いています。方法としてはどちらもかなり複雑で、かつ、Siriが有効になっており、顔認証機能のFace IDが無効になっている、もしくはTrueDepthカメラがテープなどで覆われて機能しないようになっている必要があります。
出典:
一部のiPhoneで画面上端のステータスバーが消える
iOS12にアップデートすると、アンテナや時計が表示している画面上端のステータスバーが消えたと国内や海外のユーザからツィートされています。
Looks clean without statusbar @Apple but can it be that iOS 12 is still a bit buggy? pic.twitter.com/L7JqjznC1w
— Sam Windey (@sam_windey) 2018年9月26日
解決するには、再起動をするということです。
モバイルデータ通信をオンにできない
これは自分で体験している不具合です。発生したのは、iOS12にアップデートしたiPhone6s。現象は非常に簡単なことで、
モバイルデータ通信をオフにした状態でたまたま外出したら、一般設定画面のモバイルデータ通信をオンにする部分が、検索欄に隠されていてスライドスイッチが押せない。
Siriをつかってオンにさせようと思いましたが、近くにWiFiスポットもなくSiriによる方法も断念。結局自宅に帰るまでiPhoneは使えませんでした。
iOSバージョン12.1パブリックベータリリース
10月3日、アップルによるとiOSバージョン12.1のデベロッパ、パブリックベータは本日リリース予定です。どのくらい不具合が修正されているかわかりませんが、もし体験してみたい方は、パブリックベータを入手してインストールしてください。
パブリックベータは、アップルIDをもっていれば誰でも利用できるようになりました。パブリックベータのインストールは下記のサポートサイトにて知る事が出来ます。
iOS12の不具合は以上です。
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