今年のiPad Proは”これまでに最も先進的でもっともパワフル”というのがキャッチフレーズ。これって本当のことだろうか?
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11月7日の昨日、iPad Proがようやく発売となり実際にGeekBench等のテスト結果が出てきた。GeekBechはプロセッサの処理速度をシングルコアとマルチコアで測定できるベンチマークテストのソフトウェア。
今年発売になったA12XBionicプロセッサ搭載のiPad Proのベンチマークテスト結果は、
※測定により多少のばらつきはでますが、ある代表値として掲載
前モデルのA10X Fusionプロセッサ搭載のiPad Pro(2017年6月発売)のベンチマークテスト結果は、
同様に、MacBook Pro13インチのGeekBenchのベンチマーク結果は、
結果をグラフにすると

シングルコアこそ旧iPad Pro比1.25倍程、MacBookPro 13比で1.11倍程度の差ですが、マルチコアは全然違っていますね。旧iPad Pro比ではほぼダブルスコアで2倍近い差、対してMacBook Pro13と比較しても、今年の新型iPad Proの方が上回っています。
冒頭、アップルが自信をもって発表したように、ノートブックを上回る性能になったことは間違いないようです。まさか、タブレットがノートブックを上回るとは思ってもいませんでした。
アップルのCEOティムクックは以前、BuzzFeedの記者にインタービューをうけて、
ホームコンピュータやノートブックを買うのやめてタブレットを使うようになるか?と聴かれて、一部の人間はそいうなるだろうというような趣旨の発言をしています。
これをみずから体現、実行して見せたのかも知れません。
※上記のGeekBench結果は、
Geekbench Browserより抽出しました。
以上