先日開催されたWWDC2019でCaplay用のセッション「Advances in CarPlay Systems」で発表されたCarPlayの新機能に焦点を当ててみる。
CarPlayとは
CarPlayとはアップルによって開発された車用のオペレ−ティングシステムで、CarPlay対応の車とiPhoneを接続するとハンズフリー通話や音楽、Gogleマップや地図アプリでナビゲーションを出来るようになる。車種が対応していなくてもCarPlay対応のオーディオ機器を接続しても可能だ。
ワイド画面に2画面表示が可能
目立つところでは、ダッシュボードのディスプレイに地図とミュージックなどのアプリを2分割表示出来るようになりました。CarPlayの使用用途はなんといってもナビゲーションでしょう。今までは、2画面表示できなかったので、他のアプリを使用する場合は必ず切り替えが必要で面倒でしたが、電話でもメッセージでもこれで気兼ねなく出来るようになりますね。
メーター等のインスツルメントパネルにも表示できるセカンドディスプレイ対応
メインのディスプレイだけでなく、メーター類があるインスツルメントパネルにもH.264 ストリーム表示が可能になりました。
ダークモードにも対応
iOS13のダークモードはCarPlayにも対応します。これまでCarPlay画面上に設定アイコンはなかったのですが、設定の“Appearance”でダークモードの設定が出来ます。
独立操作が可能
いままで車に接続したiPhoneを操作すると、それにともなったCarPlayの画面も連動してしまいましたが、iPhoneの画面とCarPlayの画面が独立して操作が可能ですので、例えば助手席の人がiPhone上で音楽の選択をしてもCaplay上のナビに影響しないで運転ができるようになりました。
Siriの大幅のアップデート
Siriサードパーティ製のナビゲーションアプリに対応したり、ミュージックアプリアプリとの連携操作が可能になったり、より完全なハンズフリーを「Hey Siri」が実現する様になります。
カレンダーアプリが対応
現在のCarPlayの対応アプリは思ったよりすくない。電話、メッセージ、ポッドキャスト、AudioBook、Musicおよび地図アプリぐらいのものです。タイマーやストップウォッチさえありません。今後少しずつ増えると思いますが、新しくカレンダーアプリが対応するようになりました。
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