マウスを使わないiPadでも、カーソル移動したりカーソル上の文字選択ができます。ここでは、カーソル(Iビームカーソル)を表示した状態を『トラックパッドモード』、そして文字選択状態を『範囲指定/選択モード』と表現します。また、iPad特有の問題ですが、画面の半分以上を覆ってしまうキーボードで文字が隠されてしまう場合、キーボードを左右に分割したりフローティング状態にして移動する方法を紹介します。
トラックパッドモード
カーソルを移動するためのモード
2本指でタッチ
キーボード上を2本指でタッチするとトラックパッドモードに移行する。トラックパッドモードではキーボードが淡色表示にかわり、画面上にはIビームカーソルが表示されます。そのまま指−を前後左右にずりずりと移動するとIビームカーソルに位置を変更することができます。
スペースキーを長押し
スペースキーを長押ししてもトラックパッドモード※1に移行する
※1:トラックパッドモードは上記と同じ。
範囲指定/選択モード
トラックパッドモードから続いて範囲指定/選択モードに移行することができる。トラックパッドモードではカーソルがI(アイ)ビーム状になっているが範囲指定選択モードになると上下に小さな丸が加わる。2本指でタッチしている場合はそのまま継続するかもしくは一度指を離してからもう一度タッチすると範囲指定/選択モードに変わる。スペースキー長押しでトラックモードにした場合はさらに別の指でパットをタッチすると範囲指定/選択モードに変更することができる。
フローティングキーボードの指定と解除
iPad のキーボードはしばしばテキストを隠して見えなくなる。そのような場合はキーボードをフローティングにする。フローティングするにするにはキーボードの絵柄のキー(以下キーボードキー)を長押しし表示されるポップアップメニュー※2からフローティングを選択する。 すでにフローティング状態となったキーボードを元に戻すには、キーボード上を二本指でピンチアウトすると元に戻る。
※2:図2に表示されているポップアップメニューを参照!
キーボード分割
キーボード分割を使うとキーボードが右側と左側に分かれて入力がしやすくなる注3。 これも上記と同じようにキーボードキーを長押しし表示されたポップアップメニューから“分割”を選択する。これを解除するには、もう一度キーボードキーを長押しし“結合”を選ぶ。
注3:図1に分割されたキーボードの状態があります。
キーボードが書類を隠して見えない場合
キーボードは固定解除して上下に移動することができる。固定解除するにはキーボードキーを長押し“固定解除”をタップする。解除するには同様にキーボードキーを長押し“固定”を再度タップする。



以上
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