プリンター選びで迷っている方へ。ぜひこれを一読ください。個人利用が目的の場合、そんなに高級なプリンターを選ぶ必要はありません。
最近のプリンター
最近プリンターの値段はずいぶんと高くなりましたね。それはメーカーの儲けのしくみが変わったからで、以前まではプリンター本体を安くしてインク代で儲けるしくみでした。つまりインク代がかなり割高で印刷すればするほどお金がなくなった。今度は、エコタンクとかギガタンクといって大容量のインクが使えるようになりました。あまり印刷しないと1〜2年ぐらい持っちゃうかもしれません。インクが古くならないか心配にもなります。そして、1枚あたりのインクコストは安くなったものの、交換する場合は容量が多くなった分さらに高くなってます。本当にこういうプリンターでいいのでしょうか。ランニングコストが安いリーズナブルなプリンター選び
かくいう私もこれまでは、エプソンの3〜4万する高級機を購入していました。そしてインク交換の場合は6色でしたので、1回あたり6千円ぐらい。仕事にも使うからという理由だったんですが、振り返ってみるとそんなに家庭で印刷バンバンという訳では無かったかも。それよりもインク代が高くてなかなか交換も億劫になり、互換インクを使い始めたものの毎回インクヘッドの掃除が必要だったり、写真の発色が全然ちがってとても互換インクは使い物になりません。最近このプリンターを新しくしました!
私の選んだのは、ブラザーのDCP-J982Nです。どうしてこのプリンターを選んだのか、お知らせしましょう。
購入のポイント
購入のポイントとなったのは、やはり印刷コストを重視、もちろんiPhoneだからAirPrintにも対応していること。大容量インクだと印刷コストが段違いに安くなるのはわかっていますが、本体価格がかなり高い。安めの価格帯のプリンターを選ぶとかわりに操作性がだいぶ犠牲になっています。トレイがついていなかったり、両面印刷が非対応、コピー・スキャン機能がないものもあります。これじゃいくら家庭用とはいえ使い勝手が悪い過ぎますね。大容量タイプでなくても、印刷コストが低いもの。それがブラザーのプリンターでした。以下に各社の印刷コストを比較してみました。
メーカー | モデル | インク | L版 | A4カラー | A4モノクロ |
ブラザー | DCP-J982N | 4色 | 18.6円 | 8.4円 | 2.7円 |
エプソン | EP811A | 6色 | 26.5円 | 18.4円 | |
キャノン | TS8230 | 6色 | 19.4円 26.3円 | 9.9円 14.8円 | |
エプソン | EW-052A | 4色 | 25.7円 | 13.2円 | |
キャノン | TS3130 | 4色 | 21.7円21.8円 | 14.1円20.2円 |
※ブラザーは、普及モデルのDCP-J582Nもありますが、インクコストは一緒で両方の機種とも2019年の最新モデルです。
※キャノンは、上段が大容量タイプインク、下段が小容量/標準タイプインクを記載
上記の表を見るとやはりエプソンは高いですね。コストばかりではなく、印刷品質も重要ですね。やはり写真なら高くでもエプソンを選ぶべきですが、実用的な面から言うとA4カラードキュメント印刷コストを評価したい。その点、ブラザープリンターに軍配が上がります。案外頑張っているのが、キャノンTS8230プリンターの大容量インクタイプのA4カラーで9.9円。こちらもコスト面では選択候補になりそうです。
4色か6色インクかという点だと、当然印刷品質は6色のほうが高いので4色の場合はそれなりのメリットを求めたいところですが、上記の表からみるとエプソン/キャノンは減色による単価のメリットがないことがわかります。逆にブラザーには4色しかないので、特化する分メリットもよく現れているように思えます。
ブラザーのインクなら1回A4カラーを500枚印刷可能で、1パック3,708円(税込み、アマゾン価格)です。全然安いですね。
エントリーモデルのDCP-J582Nがおすすめ
私が購入したのはより多機能なDSP-J982Nですが、本体価格がもっと安いDCP-J582Nの選択もありです。大きな違いはADF装置とCDレーベル印刷機能があるかないかです。その他の印刷の品質等は一緒ですので、用途に応じて選べば良いでしょう。
ブラザー A4インクジェット複合機 DCP-J582N (無線LAN/手差しトレイ/両面印刷)
posted with amazlet at 20.01.22
ブラザー工業 (2019-09-04)
売り上げランキング: 466
