3月18日、ドコモは予定通り「5G新サービス・新商品発表会」を開催した。会場では、3月25日の5Gサービススタートと料金プランおよび5G対応スマートフォンの発表がおこなわれた。

ドコモの発表会も、コロナウィルス感染予防のため、公式サイトやYoutube等でオンライン配信されました。発表会では、ドコモの代表取締役、吉澤和宏氏が登壇しプレゼンテーションをおこなった。
3月25日5G商用サービスを開始
まず、ドコモの5G商用サービスは、3月25日に開始されます。全国150カ所、基地局500局でスタート。これは現在の提供エリアでみると、野球場などのスタジアムやオリンピック施設、主要?駅や空港、渋谷スクランブルスクウェアやユニーバーサルスタジオ等の観光商業施設、その他人が集まる施設等などで提供されるようです。3月のスタート当初では、ほとんど特定場所にいかなければつながらないという状況に思えます。
ようやく使えるのは、来年3月頃で、全国政令都市を含む500都市で通信が可能となる予定です。
そして2年後の2023年には、基地展開率97%となる予定。
その他、5G可搬型(移動型)基地局を全国に33台整備。
※基盤展開率とは、以前4GLTEの際にメッシュが500mの人口カバー率で電波のつながりやすさを評価しましたが、その400倍の大きさとなる10Km四方のメッシュを基準としたカバー率を基盤展開率といいます。5Gの電波の到達率は4Gよりもさらに短くなるので、97%達成後であっても、現在4G電波が弱いところはまず通信不可となる可能性は大きいと思われます。
ドコモの5G商用サービス開始は、2020年3月25日から。
今後のドコモの提供エリアは下記のサイトで確認してください。

料金プラン
ドコモが発表した料金プランは、データ通信が100Gまでの「5Gギガホ」と従量制(使った分だけ)の「5Gギガライト」を提供。ただし、5Gギガホは「データ量無制限キャンペーン」を同時に開始しますので、実質的にデータ通信無制限となります。
5Gギガホ
5Gギガホには、月額7,650円で最大6ヶ月間毎月1,000円を割り引く「5Gギガホ割」を提供。その他3回線以上契約で「みんなドコモ割」、ドコモ光回線利用で「ドコモ光セット割」等を利用すると最大6ヶ月間月額4,480円で利用が可能でキャンペーン適用で実質データ通信無制限のプランとなります。
5Gギガライト
「5Gギガライト」は、データ通信の最大が7Gバイトの従量制のプランで、これをオーバーした場合は、通信速度が128Kbpsに制限される。料金はデータ通信料によるステップ型で、刻み幅は4Gとおなじ1,3,5,7Gバイト。最大7Gバイトで5,980円(割引前)。
その他、2台以上使うユーザーには、月額1,000円で「5Gデータプラス」を提供します。
ドコモの5G料金プランは3つ
- データ通信無制限の5Gギガホ
- 従量制料金プラン5Gギガライト
- 2台目以降の5Gデータプラス
これらの料金プランは、ドコモサイトでご覧ください。
新型experiaもラインナップ、ドコモの5G対応スマホ
発表会では、5G対応スマホ7機種+WiFi端末1機種を発表。Galaxy S20+ 5G Olympic Games Edition SC-52Aは、3月18日より事前受付をやっています。ドコモオンラインショップやドコモショップ店頭で予約受付を開始しますのでお早めにどうぞ。
Galaxy S20 5G SC-51A
![]() | 【特徴】
【発売日】 2020年3月25日(水曜) |
AQUOS R5G SH-51A
LG V60 ThinQ 5G L-51A
![]() | 【特徴】
画面付き専用ケース「LGデュアルスクリーン」を装着すると、2画面スマートフォンとして使える。 【発売日】 2020年4月下旬以降 |
Xperia 1 II SO-51A
![]() | 【特徴】
【発売日】 2020年4月下旬以降 |
4月20日追記)Xperia 1 の発売は5月末に延期となりました。
Galaxy S20+ 5G SC-52A
![]() | 【特徴】
【発売日】 2020年5月下旬以降 |
arrows 5G F-51A
![]() | 【特徴】
【発売日】 2020年6月下旬以降 |
Galaxy S20+ 5G Olympic Games Edition SC-52A
Wi-Fi STATION SH-52A
5G・新サービス・新商品発表会の動画
ドコモ、5G・新サービス・新商品発表会の模様は、以下のYoutubeの動画でご覧いただけます。
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