iPhoneで管理者メールを管理する
以前、GmailをiPhoneで設定したを掲載しましたが、同様にしてレンタル会社が提供するWebMailもiPhoneに設定することができます。もし独自ドメインで運用していれば、たとえばブログ管理者用のメール例えばwebmaster@example.netなどをiPhoneで読み書きし管理出来るようになります。
準備するもの
以下のWebMailの登録情報が必要になります。
- サーバー名(仮に,x999.server.jpとします)
- 登録するメールアカウント(仮に、hanako@example.com)
- 上記のパスワード(仮に、passwdとします)
- SMTPサーバーのポートアドレス(仮に465とします)
上記すべてはWebMailに使用するメールアドレスを追加する際に、情報として開示されますので、メモをしておいてください。
さて、それでは早速設定をしていきましょう。下記の画面イメージはiPhone XRを使用しています。
WebMailの設定
いつもの通り下記の設定アイコンをタップし、設定画面を起動してください。
メールアドレスの登録
設定画面が表示されたら、少し下方向にスクロールし
メニューを探しタップしてください(左図)。既に登録済みのアカウントのすぐ下にアカウント追加がありますので、これもつづけてタップしてください(中図)。一番下にある をタップしてください。次に、先頭にある
をタップしてください(左図)。ここでは、登録するWebMailやアカウントの情報を入力します(中図)。入力する情報は以下のとおり
名前: | 何でも構いません。 |
メール: | WebMailで使っているメールアドレス(hanako@example.com) |
パスワード: | パスワードを入力(passwd |
説明: | 作成するアカウントのタイトルになるのでしっかりと他と区別のできる名前にします(重要!) |
次に新規アカウント画面では、imapサーバーにするかpopサーバーにするか決めてください。下記の例のようにimapサーバーの方が使いやすいかも知れません。次に、受信サーバーと送信サーバーの情報を入力しましょう。特段の注意事項がないかぎり、両方のサーバーとも同じ情報を入力します(右図 )。
ホスト名: | サーバーのアドレスを入力します(x999.server.jp) |
ユーザー名: | 先ほどのメールアドレスと同じものを入力(hanako@example.com) |
パスワード: | パスワードの入力(passwd) |
ここまでの入力が終了すると実際にサーバーにアクセスし入力した情報が正しいかどうか認証します(左図)。もし入力情報がまちがっている場合は、少し時間がかかったりエラーが表示されますので、このような場合は、入力情報にまちがいがないかどうか確認してください。
もし入力情報が正しい場合は中図のような画面になりますので、右上の
ボタンをタップして終了します。追加情報の登録
これでメールアドレスが登録されて開設することができましたが、まだ重要な要素の登録が残っています。これはSMTP(送信)サーバーのポートアドレスの変更とimapの場合は、サーバー上のごみ箱の設定が残っています。
SMTPサーバーのポートアドレスは、先に準備してもらったポート番号です。この変更は、まず、
> として開いた下記の画面上から今つくったアカウントをクリックしてください(左図)。今回はimapサーバーとして仕上げましたので先頭にあるimap項目の をタップします(中図)。画面下部に送信メールサーバというセクション部分にあるSMTPと詳細から をタップして選んでください(右図)。-
次の画面では、いくつかのこれまでに登録したことのあるサーバーが表示されますが、一番上にあるプライマリーサーバーを選んでください(左図)。次の表示された画面からサーバーポートのところを465に変更後、右上の
ボタンを押すと設定は以上になります。ポートの変更は少し時間がかかるかも知れません(1分くらい)。終了するまで待ってください。iPhoneに設定したWebMailを開いてみた。
上記の設定をやった後、実際にiPhoneの標準メールで開いて見たのが下記の画面です。一番先頭にあるweb adminというアカウントが今回上記の設定で追加したアカウントです。実際407件の未読の状態でiPhoneに読み込まれています。
iPhoneにWebMailを設定するのはこれで以上です。
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