この入門ガイドは、はじめてiPhoneにさわる方のために、電源の入れ方から、iPhone各部や画面上の操作、アプリを使って電話をかける、インターネットにつなぐといった最初の操作方法までを説明する初心者向けの解説書です。
iPhone入門ガイド
iPhoneを買っても取説は付属していません。iphoneのもので世の中に流通している取説書なるものは体系だって書かれているものは少なく、アップル自身も取説を出していますが、iOS7か8ぐらいまでのものは比較的よく出来ていましたが、最新のものはどちらかというと宣伝ぽい内容。当ガイドでは、はじめてiPhoneに触る初心者向けに、なるべく最新のOSに対応注1し、iPhoneの操作上必要な用語解説も含めて、電源をいれるところからアプリを使うところまでをもっとも簡単に、手っ取り早く1時間コースといった感じで解説します。
最新のiOS14について
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iOS14とiPhoneの魅力
運転手付きの高級車
おいおい、早く教えてくれ。という方がいるかも知れませんが、ちょっと5分間だけおつきあいください。 iPhoneはiOSというソフトウェアで動くスマートフォンデバイスです。その関係をもっともわかりやすく例えると、運転手付きの高級車。車はiPhoneであり運転手がiOSというソフトウェア。運転手の腕がよければ快適に乗っていられます。車自体も毎年更新し、それに伴い運転手も交代。iOSはAndroid機と違って必ず毎年9月にアップデートされます。しかもそれまで普通だった運転手がプロのドライバーになって、いつのまにかステップアップしてレーサーになる感じです。iPhoneの良さはiOSの出来具合によるところも大きい。
iOSは今年で14世代目となりました。先月アップデートされたばかりですが、ちょうどステップアップしてレーサーになった感じ。去年までとは操作感が段違いに良くなりました。
iOS ビフォーアフター
下の画面のbefore/afterをみるとわかるとおり、画面がただ単にフラットに並んだアイコンからウィジェットという整理箱兼インデックス付きのキャビネットに収まったような感じ。しかも電光掲示板で必要な情報を適時、自動で流してくれるようなイメージになった。収まりきれないアプリは、Appライブラリーというバックヤードに隠してもおける。iPhoneはすべてこの画面を通しておこなわれるので、これがどのくらい効果的なのかわかるはず。
こんなレベルのアップデートが毎回50個ぐらいはある。それがiPhoneです。iphoneはAndroidよりも長く使えます。5年前のiPhoneもアップデート対象機種。他では考えられません。いいですよ。安心しておすすめできます。
iPhoneの基本的な使い方
iPhone各部名称とその機能
あなたが手にしたiPhoneはどれでしょう?
iPhoneは1台だけではありません。初代iPhoneから13年間毎年新機種が発売されており、現在流通しているiPhoneは、iPhone SE(第2世代),iPhone XR,iPhone11,iPhone12注2 とシリーズだけでも4シリーズを併売中です。ユーザーが持っている現役機種を含めるとさらに多くの機種があることになりますが、ここで説明を要する物理的なボタンの数や配置は、ホームボタンのあるiPhone SE系(iPhone6SからiPhone8が属する)とホームボタンがなくなったiPhone12系(iPhone XからiPhoneXR,iPhone11が属する)に大きく2つに分かれます。
以下に現行iPhoneの代表的機種の各部名称を図解しましたので、ご自分のiPhoneに合う機種を参考にして確認してみてください。以降の説明にこれらの用語が使われます。
iPhone操作ボタン
以上の図説で各ボタンを確認できたら、この物理ボタンの説明です。
iPhoneの操作は、ホームボタンが有るか無しで大きく変わります。以下の説明は基本的にホームボタン無しのiPhone XRの画面で説明しています。iOSのバージョンはiOS14となります。iPhone8以前の機種およびiPhone SE2のホームボタン搭載モデルで、特別な操作が必要な場合はその都度付記します
iPhoneには、実際に操作できる物理的なボタンは4つ(ホームボタン搭載モデルは5つ)しかありません。サイドスイッチ、音量アップ、音量ダウン、サイレントスイッチ、(ホームボタン)の4つ(5つ)です。
その他は画面上に表示されたアイコン(四角いボタン形状した画像)や各SW表示を操作することになります
ホームボタン(搭載モデルのみ)
長年iPhoneユーザーに親しまれていたホームボタン。最近のモデルでは液晶を大きくするため、ホームボタンがなくなりました。ただし、iPhone8以前のモデルやiPhone SE(第2世代)では、指紋認証のためホームボタンが残されています。
サイドボタン
以前はスリープボタンと呼ばれていましたが、サイドボタンと名称が変わりました。起動中にサイドボタンを押すとiPhoneを休止状態(スリープ)にすることができます。休止中は、画面表示を停止しバッテリーの節約をすることができます。休止中にサイドボタンを押すとロック画面を呼び出すことができ、Touch ID(指紋認証)やFace ID(顔認証)によりiPhoneを再開させることができます。
サイレントスイッチ
サイレントスイッチは、iPhoneの左サイド上部にあります。このスイッチをオン(橙色表示になる)とiPhoneはサイレントモードとなり、電話やメール着信等の音を消すことができます。会議中や映画鑑賞などの場合に使用します。

※時計アラーム、ミュージック等のオーディオ、ゲーム、カメラ、ボイスメモ等はサイレントモードでも音が鳴ります。
音量ボタン
音量ボタンはサイレントスイッチの下側にある2つのボタンで、それぞれ音量アップと音量ダウンに対応してます。

Lightningコネクター
最後にもうひとつ、スイッチではないのですが、Lightning(ライトニング)コネクタ(iPhone中央下部にある穴)は主に充電用途に使用します。最新モデルのiPhone12ではMagSafeによる無線充電が可能で徐々にLightningケーブルによる充電は必要なくなるかも知れません。

Lightningコネクターはその他、パソコンとの接続や有線イヤフォンを接続したりすることが出来ます。別途機器が必要ですが、USBメモリーやSDカードを接続する場合にも使用できます。
これぞiPhoneの神髄-画面タッチ「ジェスチャー」
今の若い世代の人たちには当たり前かも知れませんが、以前スマートフォンには小さなキーボードが付いていました。これを一気になくしたのがiPhoneで当時のアップル社のCEOスティーブジョブズです。今の他社スマートフォンは全部iPhoneのものまねです。画面のタッチのしかたや本数の違いでiPhoneをキーボードなしで操作しています。これは液晶画面に内蔵されたタッチセンサーで実現しています。記憶に定かではないのですが、同時に10本指まで認識できるハズです。実際iPhone(iOS)では5本まで定義されています。
なので画面タッチやマルチタッチと呼ばれていましたが、最新の公式マニュアルでは「ジェスチャ」と呼ばれています。
このジェスチャでよく使われる7種の画面タッチを以下に記載しましたので、よく覚えてください。
タッチのし方により、タップ/ホールド/ダブルタップ/ドラッグ/フリック/ピンチイン/ピンチアウトの7種類の操作があります。
操作 | 説明 |
タップ | 指で1回だけ画面上のアイコンやSW等に触れること。時間は短めに! |
ホールド | ホールド - タップの後そのまま指を離さずに、押したままにする事 |
ダブルタップ | 2回連続でタッチする。間隔は通常1秒間に2回ぐらい。 |
ドラッグ | 画面をタッチしたままずらす。ずらす間に指が離れていけない。 |
フリック | 画面を軽く上下左右に弾(はじ)く。下に長いページなどのスクロールに。 |
ピンチアウト | 指で広げて画面表示を拡大することができる。 |
ピンチイン | 指で縮めて画面表示を縮小することができる。 |




iPhone電源の入れ方と切り方
ここまでで、iPhone各部の名称と操作方法としてフィンガーアクションを覚えましたので、実際にiPhoneで実演したいと思います。
最初に出てくるのは、電源の入れ方と切り方です。
今、あなたのiPhoneはどうなってますか? 普通は画面が暗くなっていて電源が切れているようにも見えます。ただ、iPhoneも含め一般的にスマートフォンと呼ばれるデバイスは、電話の待ち受けに使っていますので、電源は切れておらずスリープという状態になっていて、なんらかの状態の変化(例えば、着信や画面タッチなど)ですぐに使えるようになっています。
もし,下記のどれかの操作をしても何の変化もない場合は、電源が切れていますので以降の説明にしたがって電源を入れる操作をしましょう。
- 画面タッチ(ホームボタンのないモデル)
- ホームボタンを押す(ホームボタンモデル)
- サイドボタンを押す
- iPhoneを手前に起こす
iPhoneの電源を入れる
これは、ホームボタンの有る/なし共通の操作です。サイドボタンを長押しして画面にアップルマークが表示されるまで押し続けてください。ほぼ1~2秒程度でアップルマークが表示され、自動的にホーム画面が表示されます。

iPhoneの電源の切り方
(これは、前述のとおり通常電源を切ることはありませんので省略します。ただ、以降の説明を読んでいくでどこかで出てきますので心配いりません。)
ホーム画面の使い方
ホーム画面の使い方は結構ボリュームが出ましたので、別途以下の資料に移設しました。
ステータスアイコン
アプリで実演する前にもう一つ記載しなければならないことがありました。それは画面最上部にあるステータスバーとそこに表示されるステータスアイコンの意味です。携帯電波をつかんでいるか? バッテリーは十分か?などiPhoneを使う上で必要な情報が表示されています。ただ面倒くさければとりあえず読み飛ばしても構いませんけど…
指によるタッチ操作と同様、重要なのがステータスアイコンとその意味です。ステータスアイコンは画面最上部のステータスバーに表示されます。
ステータスバーに表示されるアイコンとその意味を以下に記述しました。
アイコン | アイコンの意味 |
---|---|
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電波の受信状態を示す。いわゆるアンテナピクト表示と称される。アンテナの表示本数で電波の強弱がわかる。もし電波がない場合は、”圏外”と表示される。 |
4G | 携帯電波(モバイル通信)を利用している場合に表示し、かつ4Gネットワーク網を受信している場合に表示される。上記のアンテナピクト表示と同時に表示される。 |
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WIFI電波を利用している場合に表示される。これも上記アンテナピクト表示と同時に表示される。 |
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バッテリー充電状態を示す。充電状態が100%の場合はすべて黒で表示し、徐々に白い部分が多くなる。バッテリー残量が10%以下の場合、赤く表示される。また、バッテリーを節約する低電力モードに設定されている場合は、黄色で表示される。充電中の場合は表示が![]() |
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現在GPS位置情報を利用中のタスクが動いていることを示します。白抜きで表示される場合は、特定のAppやWebサイトが受信中であることを示す。このGPSアイコンのさらに詳しい説明がほしい場合は、GPSアイコン記事をご覧ください。 |
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おやすみモードが設定中の場合に表示される。おやすみモード中は、特定の電話・メール注1以外の着信音、通知音がなりません。 |
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他のiOSデバイスがインターネット共有(いわゆるテザリング)をしている場合に表示される。 |
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機内モードがオンの場合に表示されます。機内モード中は、電話をかけたりBluetooth機器が利用できません。ただし、WiFI接続は可能です。おやすみモード中のWifi接続は、記事をご覧ください。 |
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iPhoneがパスコードでロックされていることを示す。また、Face IDでロック解除後はアイコンに変わります。 |
上記以外にもたくさんのステータスアイコンがあります。その他のステータスアイコンについては、以下のアップル公式サイトにてご確認いただくことができます。
基本アプリの使い方やアプリの管理方法
iPhone電話のかけ方
iPhoneで電話をかける場合は、普通の電話のように、受話器をとることも何かボタンを押すことはありません。画面から左のアイコンを探してタップするだけです。下記の画面のとおり表示されたら、直接ダイアルすることができます。

電話をかける(発信)
iPhoneで電話をかけるには、直接ダイアルするか、連絡先(一般にいう住所録)を利用してかけるか、通話履歴からかける3つの方法があります。どの方法でかけるかは,電話アプリの画面の最下部のいずれかのボタンをタップして選択します。直接ダイアルする場合は、番号入力してから緑色の発信ボタンをタップし通話相手が出るのを待ちます。

注意!電話アプリを起動した場合、最初に表示される画面は前回まで使用していた画面が表示されますので、電話する方法に応じてあらためて画面を切り替えます。

電話をうける(着信)
iPhoneを普通に使っている場合(画面ロック中以外)に、着信すると以下のような画面に切り替わりますので、緑色の応答ボタンを押して電話をうけることができます。もし、相手がでたら普通にお話ください。
iPhoneがロック中(未使用状態)に掛かってきた場合は、以下のように応答ボタンではなく、スライドボタンで電話を受けます。
掛かってきた電話が何らかの要因で、受け付けられない場合、iPhoneでは以下の2つの対処ができます。1つは、”あとで通知”もう一つは”メッセージを送信”というものです。以下のようにスライドボタンのすぐ上に2つのボタンがありますので、どちらか選択してください。詳しくは以下の説明にしたがってください。
電話を受けられない場合の対処方法
上記のとおり、応答か着信拒否以外の方法として
- あとで通知(リマインダー)
- メッセージで返信(SMS)
ができるようになっています。
メッセージを返信
メッセージを返信を選択すると、以下のようにSMSで送信するメッセージを選択できます。
※よく使う固定メッセージ(下記例ではカスタム以外のメッセージ)は、別途設定画面
で変更することができます。
あとで電話
後で通知を選択すると
1.1時間後
2.ここを出るとき
の2つの方法が選択できます。
以下は、1時間後を選択した場合はリマインダーに以下のとおり登録されています。
着信拒否をした場合、相手の電話は普通に切ったようになります。相手側にすればメッセージ応答もなく突然ツーツーと電話が切られた格好になりますので、マナーを気にする方には使えないかもしれません。あとで通知やメッセージを送信もその間は着信状態を保っていますが、やはりブッツと切れたようになります。
通話履歴を利用した電話のかけ方
通話履歴表示は、電話アプリ起動後に画面下部にある履歴ボタン(下記画面の①の部分)をタップし、すべて(発信および着信の両方)または不在通話(下記画面の②の部分)をタップ、通話履歴を表示させます。発信したい相手が見つかったら、名前の部分をタップしてダイアルしてください。
着信拒否をする
iPhoneは着信時に着信拒否する方法のほかに、永続的に着信拒否する方法があります。
この方法は、着信履歴画面を表示し、着信履歴画面の右端のiアイコンをクリックして着信拒否設定をおこないます。着信拒否設定は、連絡先に登録しなくてもできます。

・
・
メールでやりとりする
ここでは、一番簡単にできるSMS(MMS)メールを説明。iPhoneでメールをやりとりするには、メッセージアプリを起動しておこないます。電話の場合と同様にホーム画面より、冒頭に表示したメッセージアプリアイコンを探し、タップして起動します。
メッセージアプリ起動直後の画面は以下。これまでSMSをもらった人のリストが表示されています。新しい人とSMSをはじめるには、画面右上の新規ボタン(下記①の部分)をタップします。返信するには、リストからその人の名前の部分をタップします(下記②の部分)。

以下のような画面が表示されたと思います。

- 相手の名前の表示
- 最初のメッセージ
- 最初の返信メッセージ
- 2番目のメッセージ
- 返信する場合はここに入力
- 返信(送信)ボタン
図解説をみてもらうとわかるとおり、モバモバさんとはSMSを1往復やっており現在2度目のメッセージをうけた時点で止まっています。図の中程にある青色の部分はこちらから返信したメッセージで、その下に”開封済み”と記載されているのに注意しましょう。相手に送ったけどまだ開封していない場合は、ここは”配信済み”と表示されます。このように相手が開封したかどうかわかります。
今度は、新規の相手の場合です。これはもう新規の画面を示しただけで操作はわかるでしょう。前に書いたとおり,新規の場合は画面右上の新規ボタンをタップし、次の画面で下記のとおり、宛先に相手の電話番号を記入します。SMSは複数人に同時に送ることが出来、右端のプラスボタンで宛先を追加します。あとは返信した場合と同様、下段のメッセージ記入欄に記入し、送信ボタンをタップするだけです。

iPhoneのメッセージアプリでは、iPhone同士はもちろんのこと、Android等のスマートフォンともやりとりができます。どちらなのかは簡単に判断できます。こちらから送ったメッセージ(上記の吹き出し)が青色であればiPhone、緑色であればスマートフォンとわかります。また、電話番号で簡単にメッセージを送信しましたが、ここはメールアドレスでも大丈夫です。
インターネットにつなごう(Safari)!
iPhoneではインターネットを見る場合、Safari(サファリ)アプリを使用します。Safariの起動は左記のアイコンをiPhoneホーム画面から探してこれをタップします。
Safriの基本画面
画面の上下には、URLアドレス/検索語入力フィールドと各操作用のアイコンがあり、これらを使用して、自分の見たいページを見たり、お気に入りに登録したり、その他の操作をおこないます。Safariは一度に多くのサイトを開くことができますが、いったい何ページまで開けるのでしょうか? 以前は制限があったようですが、実際に100ページ程度は開けましたので実質的に制限はなくなったようです。これらのサイトを新規に開く場合、他のサイトに遷移する場合は、図18画面下部の右端にあるタブボタンをタップします。以下のような画面になります。
画面上には、6サイト分注3をいっぺんに表示できます。そのほかのサイトを表示するには、画面中央を上下にスワイプすると他のページを見ることができます。新規にサイトを開きたい場合は、画面下部中央の+アイコンをタップします。
この画面を終了する場合は、図19画面下部の右端の完了ボタンをタップします。
safari基本画面の下部にあるブックマークボタンをクリックすると、現在見ているページをブックマーク(お気に入り登録)したり、あとから読むためにリーディングリストに登録したりできます。ブックマーク画面は以下、
Safariのブックマークは、3つあり上記のとおり、
- ブックマーク
- リーディングリスト
- 履歴ボタン
です。ブックマークはブックマークを使用した場合のボタンで、リーディングリストは、あとで読むためのリスト、履歴ボタンはこれまでの表示したサイト履歴を表示するためのボタンです。
カメラで写真を撮ってみよう!

iphoneのカメラは、タイムラプス、スロー(モーション)ビデオ、ビデオ、写真、ポートレート、パノラマといった7つの撮影方法に対応しています。以前は、デジカメや1眼レフカメラを持ち歩いたものですが、驚くほどの高品質な写真が撮ることができます。iPhoneカメラアプリの機能を駆使すれば、暗所撮影もマクロ撮影も背景をぼかしたポートレート写真もおまけに動画まで撮影できるので、最近ではカメラを持ち歩かないほどです。
本書では、これらの使い方の説明はしませんが、簡単にカメラアプリで写真をとるための説明をします。
ピントを合わせる
ピント合わせは、被写体にiphoneを向けピントを合わせる部分を指でタッチすれば、自動的にピント合わせができ、画面上で確認することができます。
HDR撮影
HDR撮影は明るさを変えて2枚同時に撮影するモードです。撮影した写真は合成して1枚の写真に仕上げます。。たとえば暗い部分の撮影では暗い部分に明るくしてとった写真の部分を合成して明るいところも暗いところも同時に綺麗に移るようになっています。
スローモーションビデオ
スローモーションビデオは、iPhone5s以上の機種で使用でき、撮影が可能な場合は前述の操作方法の切り替えのところにスローモーションビデオと表示されますので、スローモーションビデオを撮影する場合にこれを選択します。
パノラマ撮影
カメラモードをパノラマに切り替えると、180°以上の画角の写真をとることができます。たとえば山の広大な景色を撮りたい場合、撮影ボタンを押しながらゆっくりと始点の画角ポイントから終点のポイントまでiPhoneをゆっくりと体を中心にして回転させると横に長いパノラマ写真が写せます。
タイムラプス
タイムラプスは、撮影のコマ数を落とすことによって1日、1週間といった期間の出来事を10分程度で見ることができます。たとえば、花が咲くシーンをみるような場合に使えます。
iPhoneにインストールして使えるアプリはまだまだありますが、電話をかける、メールを送る、インターネットを見る、写真をとるといったところから徐々になれていきましょう。
アプリをインストールする
アプリのダウンロードとインストール
iPhoneの楽しみ方のひとつとしてアプリをダウンロードしてインストールすることがあります。アプリをiPhoneさえあれば単独でインストールができます。パソコンなど必要ありません。
ひとつ注意点としては、iPhoneがインターネットに接続されている必要があります。
ダウンロード
これは、iphoneのホーム画面上にあるAppStoreアイコンを探してタップしてAppStoreアプリを起動します。
まず、このAppStoreの最下部にある検索アイコンをタップします。
次に表示された画面の上部の検索欄に、アプリ名を入力します。入力するのはアプリ名の一部や製造会社の名称などでも可能です。
検索ができると見つかったアプリの一覧が表示されますので、上下のスワイプでダウンロードするアプリを決定し、入手と書かれたアイコンをタップしダウンロードを始めます。
アプリをダウンロードする場合は、ご紹介した無料アプリの他、ダウンロード時に課金される有料アプリとプレイ中に課金されるアプリがあります。有料アプリの場合は、上記入手アイコンに金額が入っているのですぐに判断はできます。
AppStoreを使うには、Apple IDが必要です。以下の記事を参考にApple IDをつくってください。
アプリの消し方とホーム画面のアイコンの動かし方
必要のなくなったアプリは、iphoneのホーム画面上より削除することができます。削除するためには、アイコン編集モードにしなければなりません。これは以下の画面のように、アイコンの右肩に×印が表示されかつアイコンがぷるぷると震えている状態です。このアイコン編集モードにするためには、
- 対象のアイコンをタップ&ホールド(1~2秒程度)する。または
- アクションクイックメニューからホーム編集を選ぶ。
この状態になったら、削除したアプリの×印をタップして削除します。
アイコンを編集モードにする方法1:アイコンをタップ&ホールドする
目的のアイコン上を、タップしそのまま指を離さずに1~2秒程度押しっぱなしにする(タップ&ホールド)。これは動画にしてますので、これを参考にしてください。
アイコン編集モードにする方法2:アクションクイックメニュー
もう一つの方法として、アイコンを長押しした場合にポップアップするクイックメニューからホーム編集を選んでも上図と同じようにアイコン編集モードにすることができます。

通知センターの使い方
通知センターの表示のし方
通知センターは、iOS7で新規に装備された機能で、iphoneのホーム画面の上端から画面中方にむかってフリックをおこなうと画面に表示される以下のような画面です。この場合、必ずiPhoneの上端からフリックしないと通知センターは表示されません。うまく表示されると通知センターをタイトルが表示されます(赤枠内)。
通知センターの表示内容
通知センターの表示内容は前述の画面のとおり、アプリから通知される内容のほかスケジュールやリマインダーの通知を、今日/すべて/未確認という項目にわけて表示します。
通知する内容を選択する
必要のない通知は、iphoneの設定により非表示にすることができます。簡単に非表示にするには、iphoneのホーム画面より
と進み、非表示にするアプリを選択後、通知項目の右上端にあるスライドをオフ状態(消灯)にします。以下はAbemaTVアプリの例です。
コントロールセンターの使い方
このコントロールセンターもiOS7になってから新規の装備されたもので、これを覚えるとiPhoneに必要な設定が簡単にできるようになるので、ぜひ覚えよう。
コントロールセンターの表示のし方
通知センターがiphoneの画面の上端から画面中央にフリックしたように、iphoneの画面の右端上端から下方向にフリックします。コントロールセンターが表示されると以下の画面にようになります。
コントロールセンターの表示項目および操作
通信系については、長押しすると別画面に移行する。
機内モード
機内モードをオン・オフする。機内モードには2つの用途があります。1つは電波をだしてはいけない場所でモバイルデータ通信とBlueToothを停止する機能、たとえば飛行機の中や病院内などの場所にいる場合、機内モードをオン(緑色)にすると電話やBlueTooth機器(イヤフォンなど)を使うことができなくなります。
モバイルデータ通信
モバイルデータ通信(携帯電話回線)をオン・オフする。携帯を受ける必要がなく、WiFi通信が可能な場合は、オフにしても問題ありません。
Wi-Fi設定
Wi-Fi接続を一時的にオンまたはオフにする場合
BlueTooth設定
BLueTooth接続を一時的にオンまたはオフにする場合
AirDrop設定
AirDropが可能な人を設定する。受信しない、連絡先のみ、すべての人のどれかを選択。
インターネット共有
インターネット共有のオン/オフをする
画面ロック
iPhoneは持ち方により、縦方向の表示と横方向の表示に画面を切り替えることができますが、これを固定するの画面ロックです。
おやすみモード
iPhoneのおやすみモードとは、電話の着信を無視する場合の設定です。この場合でも設定をすれば連絡先の登録してある人のみ電話を着信させる等のような設定も可能です。
明るさ設定
液晶画面の明るさを調整します。調整方法をスライドバーを左右に動かしておこないます。
プレーヤの再生/停止
音楽プレーヤの再生を停止または再生します。音楽のみならずRadiko(インターネットでラジオを聞けるアプリ)、ビデオ、ポッドキャストなどの再生や停止もできます。
懐中電灯 (カスタマイズボタン)
iPhoneのフラッシュを点灯し、懐中電灯のように使う場合にオンにします
タイマー起動 (カスタマイズボタン)
iPhoneの時計アプリを起動します
電卓起動 (カスタマイズボタン)
iPhoneの電卓アプリを起動します
カメラ起動 (カスタマイズボタン)
iPhoneのカメラアプリを起動します。
AirDropの使い方
AirDropは自分の周辺にあるiPhoneとデータを送信することができます。AirDropを使えば、他のiPhoneとの特別な接続処理をおこなわなくても簡単にデータの送受信ができる機能です。
このAirDrop機能のオン・オフにするには、前述のコントロールセンターからおこないます。通常は余計なバッテリー消費をしないためにオフにしておき、必要な場合にオンにする使い方をお勧めします。
このAirDrop機能がオンになっていれば、自分の周辺にあるiPhoneが以下のように表示されます。特に友人とかに制限される訳ではありません。AirDropがオンになっていれば、自分のiPhoneも周辺にあるiPhonenのAirDrop上に表示されていますので、使用にあたってはご注意ください。

Wifi接続関連
Wi-Fiとは
Wi-Fi(ワイファイ)とは、無線でインターネットに接続するための手段です。通常はドコモやソフトバンクと契約して電話回線を利用してインターネットに接続しますが、Wi-Fiを使えば、iPod Touchのように電話回線を使用できない機器もインターネットに接続することができます。Wi-Fiを使うには、Wi-Fiアクセスポイントが近くになければなりません。自宅にWi-Fiアクセスポイントを設置するには、Wi-Fiルータ等の機器が必要になりますが、本ガイドでは、既にWi-Fiアクセスポイントが設置済みとして説明します。また、手軽に使えるWi-Fiアクセスポイントとしては、最近はコンビニエンスーストア等に無料で使えるように設置済みですので、これらを利用するのが簡単です。
Wi-Fiに接続するには
Wi-Fiには誰でも接続できるわけではありません。Wi-Fiに接続するには接続パスワードが必要でWi-Fiアクセスポイント毎にことなります。ただし、各キャリアではかならず無料で使えるWi-Fiアクセスポイントを提供しており、iPhoneご契約時にキャリア専用のWi-Fiが使えるようにパスワードが設定ずみの事が多いです。(iPhoneの一括設定項をご参照ください)
iPhoneをWi-Fiに接続する方法
iPhoneを最初にWi-Fiに接続する場合、初期設定が必要です。一度接続したWi-Fiには自動的に接続することができます。キャリア提供のWi-Fiに接続する場合は、接続パスワードをご用意ください。
iPhoneのホーム画面より設定>Wi-Fiとタップしてください。
以下のようにアクセスポイントが表示されますので、どれか1つ選択してください。
以下のようなパスワード入力画面が表示されたら、接続パスワードを入力します。Wi-Fiアクセスポイントによっては、接続パスワードなしでも接続できる場合もあります。
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