昨年クルーズ船からはじまった日本のコロナウィルス感染。あれから1年2ヵ月。どうなっているのかと思っていたら、第4波が目前に迫っている。1年以上にわたり飲食店の営業時間短縮が継続し、いままたゴールディンウィークというかき入れ時も迫っている。

コロナウィルスの流行
未曽有 のパンデミック。世界的大流行のことだ。その他にもエンデミック(地域的流行)、エピデミック(コミュニティーレベルの流行)がある。今回のコロナウィルスは、中国武漢を発生の地として世界中に広がった。最初はそんなに心配していませんでいたが、正体がわかるにつれ徐々に感染症対策が実施され、世界の各国では非常事態宣言や戒厳令をだし外出自粛の措置をとった。日本は昨年の4月に緊急事態宣言をだしたが、我慢しきれずにゴールドウィーク前には解除された。ちょっと解除が早かったかもしれないし、抜本的に対策を間違えたのかもしれない。1年以上経過する今、東京オリンピック開催の是非を問う今もなお、先行きの見通しが立たないという状況はだれも予想だにしていなかったと思う。
社員は自宅待機、飲食店は時間短縮
いの一番最初に影響を受けたのが社員の人たちだろう。緊急事態宣言のため通勤を止められ、自宅待機を余儀なくされたと思うが、可能な企業は在宅勤務に切り替えられた。これで一気に仕事のやり方が変わるぐらいの調子の評論家もいたと思うが、今もっとも深刻なのが観光業と小さな個人経営、しかも飲食店ではないか。多分最初は、夜の女性が接待するお店からの感染。そのとばっちりを受けたのが昼間の一般的な飲食店や定食屋だろう。これらの店は感染症対策をしっかりやれば問題がないのではないか? 夜ははやければ8時までに閉店しなければならず、しかもあれから1年近くもこの有様。たしか盆正月、GWなどの刈喜入時に限って営業自粛させられているような気がする。
どう考えても政策の失敗
あくまでも持論ですが、日本政府は何をやってきたんだろう。的確な予測が出来ず、今世紀はじめてのパンデミックに対する慎重さが足りない。しかも鈍重なくらいの対応の遅さ。これで3拍子揃ったかな。的確な予測、慎重さ、素早い対応。これらに輪をかけるのが、以下に示す尾身さんや日本医師会、経団連、東京医師会もふくまれるかな。東京都知事の小池さんも同類かも知れない。
専門家委員会
以下の写真の尾身茂氏。当時副会長だった?と思うが、コロナウィルス対策の先頭を切って政府にアドバイスした人だ。以下にツィッターの投稿を載せたが(伏せ字した方が良かったかな、外国人が良かったけど外国人じゃ尾身さんのこと知らないし)、筆者も同感なんだけど、この人、大局が見えていないし、リーダシップがない。この人がもう少しましな人であれば今頃事態はかなり違っていたはず。あともう一つ気になるには政府の失策だろう。高橋洋一氏もYouTubeでかなり言っていることだけど、1年もたってまだ医療崩壊の危機と騒ぐ理由がわからない、十分な予算がありながら専門の病院ひとつぐらい作っておいてもよかったはずだ。
誰でもわかることしか言わないし、遅いし、だからこの事態を招いた。https://t.co/FKrIUxVhdy
— Ame (@aamecandyrain) April 15, 2021
※文中、コロナウィルスを中国武漢を発生地域としたが、WHOでは認定していない
※コロナウィルス地図は、執筆時点2021年4月17日時点の日経サイトより出典。
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