iOS6の新機能にばかり目につきやすいですが、アップルではセキュリティの強化もおこなってます。
世の中iPhone以外のスマートフォンが大半を占めてますが、iPhoneにはAndroidにはないたくさんの魅力があります。フォントや画面の美しさ、タッチ操作などのヒューマンインターフェース、長時間駆動するバッテリー、その他にもたくさんありますが一貫したセキュリティも、
ユーザーが安心して利用てきる環境を提供するという点も忘れてはならない重要なポイントでしょう。今年は、そのiPhoneには1,2のセキュリティの脅威が発生しましたが、この新しいiOS6では、将来のアプリや広告の無秩序な個人情報の利用を抑えるための対策がとられました。それが、
「アドバタイズ」と
「プライバシー」の2つ機能の導入です。
アドバタイズ
昨今、行動追跡型の広告が主流となってきています。あなたがインタネットでどんな記事を読んでいるのか、通販でどんな商品を購入したのかなどをiPhoneから勝手に抜き出して、関心や興味を分析してそれにあった広告を表示させるものです。別に広告の表示自体はなんの問題もないですが、なんとなく気持ちの悪いものです。
iOS6では、この行動追跡用のデータ流出をOSレベルで阻止できます。
この設定をすると、広告内のおすすめ商品とかおすすめの記事とかに影響がでそうですが、iPhoneではまだこの手の広告はうまく動いていませんので、現状レベルで問題がなければこの設定をおこなってデータ流出は防ぐことをお勧めします。
さて、設定はホーム画面の
「設定」アイコンでおこないます。
次の画面から
「一般」をタップしてください
次は、
「情報」です。
画面を下方向にスクロールして、
「アドバタイズ」をタップしましょう
「Ad Trackingを制限」をオフにします。
iOS6にアップデートしたら忘れないうちにオフに設定しましょう
プライバシーの設定
iOS6では、前バージョンから一部に導入されていたプライバシーの設定が統合され設定しやすくなりました。iOS6では、アプリが連絡先、位置情報、カレンダー、リマインダー、写真などの個人情報を利用する場合に、利用が可能かどうか聞いてくれるようになりました。一度設定するとこのプライバシーの設定から変更することが可能です。
ホーム画面より
「設定」をタップし、次の画面より
「プライバシー」を続けてタップします
次に画面では、個別に設定できる個人情報
・位置情報
・連絡先
・カレンダー
・リマインダー
・写真
・Bluetooth共有
・Twitter
・Facebook
の計8項目が表示され、それぞれメニューは現在利用しているアプリを一覧します。
たとえば、「連絡先」の場合は、
・GRConnect 連絡先をグループ化して管理できるアプリです。
・SoftPhone 通話料金節約するためのインターネット通話アプリです。
が現在、このiPhoneの連絡先のデータアクセスをできるようになってます。もしあなたのiPhoneに不必要なアプリが表示されている場合は、ここから設定をオフにすることができます。
再度、設定を変更する場合もここでおこないます。
設定後は、ホーム画面に戻ることができます。