パケット制限のまとめ(ソフトバンク版)
iPhone5のパケット制限についてまとめてみました(平成24年9月21日現在)
パケット定額サービス・料金プラン | 実施条件 | 実施期間 |
パケットし放題 パケットし放題S PCサイトブラウザ(PCメールを含む)、PCサイトダイレクト(Xシリーズ専用) ご利用の場合 |
前々月の月間パケット通信量が300万パケット(約366Mバイト)以上 前々月の月間パケット通信量が1,000万パケット(約1.2Gバイト)以上 |
当月1ヵ月間 |
パケットし放題フラット パケットし放題フラット for スマートフォン パケット定額 for 4G LTE その他各種パケット定額サービス |
前々月の月間パケット通信量が1,000万パケット(約1.2Gバイト)以上 | 当月1ヵ月間 |
データし放題 データし放題 for ULTRA SPEED データし放題フラット for ULTRA SPEED |
データし放題メイン回線: 前々月の月間パケット通信量が3,000万パケット(約3.6Gバイト)以上 |
当月1ヵ月間 |
データし放題サブ回線: 24時間ごとのパケット通信量が300万パケット(約366Mバイト)以上 |
当日21時 ~翌2時 |
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パケットし放題フラット for 4G LTE パケットし放題 for 4G LTE 4Gデータし放題フラット |
直近3日間 (当日は含まない) のパケット通信量が839万パケット(約1Gバイト)以上 | 当日6時 ~翌6時 |
※「パケット定額 for 4G LTE」は店頭で無制限として勧めるパケットプランです。実際は無制限はうそになりますね。
※ 10月1日 「パケット定額 for 4G LTE」は制限を緩和し、1.2GB/3日間を超過した場合に制限と変更されました。
※ 12月19日、4Gデータし放題フラットは、「新スマホセット割」「4Gデータ通信バリューキャンペーン」適用時は来年1月31日まで月間5Gバイト以上でも制限されます。
各プランにおける制限量っていったいどのくらい?
ショップでおすすめされる無制限の「パケット定額 for 4G LTE」は、上記資料によると”前々月の月間パケット通信量が1,000万パケット”で当月1ヶ月間帯域制限されるという、1,000万パケット(1.2Gバイト)とはいったいどのくらい使用したら達っするのか計算してみましょう。
同資料によると
・音楽の場合は、10曲で31万パケット
・中画質の動画が20分で59万パケット、2時間映画であれば59万 x 120 / 20= 354万パケット
と例示されている。
参考1)
映画(2時間) 1000 / 354 = 2.8本 または 2.8 x 120 = 336分
例1)音楽のダウンロードのみの場合は 322.5曲
例2)映画のみをみる場合は 2,8本 Youtube等動画のみでは 336分
例3)映画1本みた場合は、残り動画の視聴時間は 216分
これは1ヶ月間の計算上の数字です。その他にオンラインゲーム、iOS6から利用できるようになった3G回線下でのFacetimeとパケットを消費する用途があると思いますが、1ヶ月に1本でも映画(2時間以上)見られる方は確実にひっかかる制限事項となりそう。しかも1ヶ月も帯域制限される可能性がある。
参考2)
上記例示からすると
つまり、3本目でアウト。3日間ですから1日1本ずつ3日みたら翌日は制限か!?
映画を3G回線でみたら確実に制限にひっかります。
これが結論です。
さて、じゃ実際にソフトバンクではこの帯域制限をするのでしょうか
ソフトバンク 1000万/839万パケット制限は実行される?
今春、ドコモ/au/ソフトバンクとも各社10月からパケットによる帯域制限を実施すると発表されていました。
発表時点では、ソフトバンクは月間5Gバイトで制限するはずでした。つまり日本でもLTEの本格普及により帯域制限の実施は必然だったのです。
それがauへの対抗上7Gにアップし、さらには、LTEをつかうにはiPhone5は2.1G(iphoneがつかう電波の周波数)しかつかえず、通話と混在するためauより同周波数が逼迫してます。さらにさらに、孫社長はドコモやauのように絶対に事故を起こさないと宣言、社長の意地もあります。
2重苦、3重苦にあえぐソフトバンク。猶予はauに遅れて来年1月テザリングを開始するとした3ヶ月ちょっとしかありません。もし予想以上にiPhone5が売れたとしたらこの3ヶ月間に帯域制限を実施するのは濃厚と判断します。かもしくはソフトバンクのiPhone4/4s/5ユーザ全体で非常に電波環境の悪い状態に置かれるはずです。
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