6月22日、ディッシュの買収提案を支持していたクリアワイヤの特別委員会と取締役会は、スプリントの支持に転じ、ディッシュとの交渉を打ち切ることがわかりました。
これまでのいきさつ
今年1月米衛星通信会社ディッシュは、ソフトバンクによるスプリント・ネクステル社の買収に対し対抗買収を提案していましたが、今月18日にスプリントの買収を断念し、スプリントの子会社クリアワイヤ社に買収を仕掛けていました。スプリント社は、クリアワイヤ社を完全子会社とするために買収する予定でしたが、クリアワイヤ社が一時ディッシュの買収案を支持。今月20日になって、スプリント社がクリアワイヤ社への買収額を引き上げためクリアワイヤ社の支持を奪還することに成功しました。
ソフトバンクは世界第3位の携帯会社に!
クリアワイヤ社の完全子会社化には、7月8日に開かれるクリアワイヤ社の臨時株主総会の結果を待つことになりますが、ディッシュ社との交渉を打ち切ったことにより、ソフトバンクは、クリアワイヤ社もグループ会社となり、チャイナモバイル、米ベライゾン・ワイヤレスに続いて、世界第3位の携帯会社になることになります。
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クリアワイヤのスプリント支持で形勢逆転=ソフトバンク社長 | テクノロジーニュース | Reuters
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